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【書籍】「読みたいことを、書けばいい。 人生が変わるシンプルな文章術」 田中 泰延 (著)  

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出版社: ダイヤモンド社 (2019/6/13)



 この本も10月に読んだもの。ブログへの投稿をサボっていて今になっているが、表題を見て読んでみようと思い、メルカリで購入。

 著者はコピーライターとのことで言葉の作り方、文章の流れなどはやはり素晴らしい。ウィットにも富んだ内容となってはいるが、なかなか真似はできない。でも読んだことは一つの経験にはなる。

(2019.11.15)

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 おすすめ度 ★★★★☆  
 読みやすさ ★★★★☆
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☆ 購入日 2019年10月22日(火)

☆ 価格  1,650円(Kindle 1,336円)

☆ 読了日 2019年10月25日(金)






【目次】

はじめに 
 自分のために書くということ -書いたのに読んでもらえないあなたへ

序章 なんのために書いたか
 付録1 田中泰延が書いた記事10選

第1章 なにを書くのか 〜ブログやSNSで書いているあなたへ〜
 その1 文書と文章は違うことを知っておく 
 その2 ネットで読まれている文章の9割は「随筆」
 その3 書く文章の「分野」を知っておく
 その4 定義をはっきりさせよう 
 その5 ことばを疑うことから始める
 文章術コラム❶ 広告の書き方 

第2章 だれに書くのか 〜「読者を想定」しているあなたへ〜
 その1 ターゲットなど想定しなくていい
 その2 だれかがもう書いているなら読み手でいよう
 その3 承認欲求を満たすのに「書く」は割に合わない 
 その4 何を書いたかよりも誰が書いたか 
 その5 他人の人生を生きてはいけない 
 文章術コラム❷ 履歴書の書き方

第3章 どう書くのか 〜「つまらない人間」のあなたへ
 その1 つまらない人間とは「自分の内面を語る人」
 その2 物書きは「調べる」が9割9分5厘6毛
 その3 一次資料に当たる 
 その4 どこで調べるか 
 その5 巨人の肩に乗る
 その6 感動が中心になければ書く意味がない 
 その7 思考の過程を披露する
 その8 「起承転結」でいい
 文章術コラム❸ 書くために読むといい本

第4章 なぜ書くのか 〜生き方を変えたいあなたへ〜
 その1 書くことは世界を狭くすることだ 
 その2 貨幣と言語は同じもの 
 その3 書くことはたった一人のベンチャー起業
 その4 文字がそこへ連れてゆく
 その5 書くことは生き方の問題である
 付録2 田中泰延について書かれた記事5選+おまけ

おわりに いつ書くのか。どこで書くのか。




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【書籍】「経営者 日本経済生き残りをかけた闘い」 永野 健二 (著)  

762



出版社: 新潮社 (2018/5/25)



 著者の前作「バブル」もとても読み応えのある一冊だったが、本書はさらに素晴らしい作品である。

 ■戦後経営者評の集大成

 著者は長く日経新聞者に所属し、日本の戦後の日本の経営者とインタビューなどを通じて交流してきている。その集大成と言えるのが本書ではないだろうか。

 本書では、年代ごとに 17人の経営者を論じている。
 我々はこれらの経営者の一人一人を様々な媒体を通じてで知っている。しかしそれぞれの経営者に関する知識は断片的であり、個々の属人的な情報として他の経営者と関連して捉えるということをしていない。
 そのため、それぞれの経営者の評価をその時代だけで捉えてしまう。
 
 本書は、戦後の年代ごとに経営者を関連させながら論じることで日本の経営史を語り、その中で一人一人の経営者を評価している。それも実際のやり取りなどを交えることによってとてもわかりやすい。

■ なかでも「小倉昌男」

 「第Ⅱ章 高度消費社会の革命児たち」のなかでヤマト運輸の小倉昌男について「
急便に賭けた小倉昌男の侠気は、日本システムの転換を告げる地鳴りだった」と書き始め、彼の功績を「産業資本主義から大衆消費社会へ、さらにはインターネット型の情報社会への橋渡しを準備した」と論じている。つまり、戦後の高度成長社会の中で、誰もそれまでの社会システムに異を唱える者のないなか、政府や官僚、既得権益を打ち壊した立役者と持ち上げている。宅配便の発達は確かにそれほどのインパクトがあったものであり、現在の物流を見越したかのような彼の先見性の明は他の誰にも見ることはできない。新しい日本の資本主義を作り出した立役者と著者は論じている。
 過去に小倉昌男に関する書籍はいくつか出版されているが、このように歴史的な観点から彼を論じたものを今まで読んだことはない。

 17名の経営者の中では、小倉昌男と柳井正、この二人が傑出していると著者も書いているが、確かに現在にも通用する商売を創りだしたのはこの二人と言えるかもしれない。
 実に読みがいのある一冊であった。ちょっと硬い本ではあるが私にとって今年読んだ本の中では印象の深い一冊であった。

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 おすすめ度 ★★★★☆  
 読みやすさ ★★★★☆
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(2018.12.14)


 ☆ 購入日 2018年11月15日(木)
 ☆ 価格  1,836円
 ☆ 読了日 2018年11月21日(水)




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tb: 0   cm: 0

【書籍】「もう転職はさせない! 一生働きたい職場の作り方」 前川孝雄、田岡英明(共著)  

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出版社: 実業之日本社 (2018/10/31)



☆購入日 2018年10月31日(火)
☆価格  1,620円
☆読了日 2018年11月05日(月)



 本書の対象は中小企業経営者だけではない

 帯に記載のあるとおり「中小企業」経営者を読者として想定されているようだが、読んでみると決してその範疇の読者に限らない内容である。

 確かに中小企業であれば、経営者の思いが一般社員にまで届きやすく、大企業ではそれができない、だからやり方によっては中小企業こそ、社員を把握し、育成することができ、現代のような人が集まらない時代にはかえってチャンスであると著者は書いている。
 経営者と一般社員の距離が近いという点では確かにそうかもしれないが、大企業であっても、その企業を構成している部署ごとに捉えれば同じように考えることができる。つまり、本書に書かれている中小企業の経営者が心得るべきことは、組織のリーダーが当然心得るべきことであり、そのことにより組織は大きく変わる要素を備えている。本書の意義はそこにある。

 
現在必要なのは「管理」ではなく「支援」

 本書では、中小企業経営者が自身の会社をイキイキとした集団とし、社員がワクワクして働ける組織にすることが必要であって、そのことによって、社員自身も伸び、会社を成長発展させることができると説く。小さい組織であればあるほど「目先の利益」に右往左往しがちであるが、「社員の成長」を優先することによって結果的に組織の成長がついてくる。

 著者の一人である前川孝雄氏の著書である「上司の9割は部下の成長に無関心」、「『働きがいあふれる組織』のつくり方」などにも一貫して触れられていることであるが、現代は、かつての高度経済成長期のように、指示命令して社員がそのとおり働いていれば会社も成長していた右肩上がりの時代とは違う。社員全員が同じ目標に向かい、一緒に考える組織を作っていかなければならないという考え方であり、そのような組織をつくるためのステップという具体的な内容まで書かれている。必要なことは「管理」ではなく、「支援」ということだ。

 あらゆるリーダーに読んでほしい一冊

 私自身も本書の著者の研修を受けたことがあるが、その具体的なアドバイスは的確であり、本書の後半にある5つのステップについてよく理解できる。そしてこれをリーダーが実践することによって組織が活性化していくことが想像できる。ただ、そこには「継続」や「環境」という壁があることも事実である。その点は確かに中小企業であればクリアしやすいかもしれない。
 大きな組織の中では、リーダーが一人で実践することは容易でないことは想像できる。ただ、一人でも多くのリーダーが本書の内容を実践することにより、構成員である部下社員は成長するであろうことは間違いない。ぜひ本書を一人でも多くのリーダーが手にして実践してみることを願わずにはいられない。

(2018.11.05)

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 おすすめ度 ★★★★★  
 読みやすさ ★★★★★
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【書籍】「いま君に伝えたいお金の話」 村上 世彰 (著)  

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出版社: 幻冬舎 (2018/9/6)



☆購入日 2018年10月15日(月)
☆価格  1,296円
☆読了日 2018年10月16日(金)



 本書はかつて「村上ファンド」を運営し、2006年にインサイダー取引の容疑で逮捕起訴された元ファンドマネージャーの村上世彰氏が若い読者、それも中学生、高校生の10代の若者に向けたお金の捉え方を伝えた書籍である。
 会社を定年下60歳過ぎの私が読むべきものでもないが、最近ベストセラーになっているので興味を持って読んだものである。

 村上氏は自身の子供のころの経験として10歳ころから親からもらった資金を株に投資するなどの経験を持っており、それらがベースになっているのだが、子供のうちにお金と真剣に向き合い「稼いで貯めて、回して増やす。増えたらまた回す。」というサイクルを覚え、実践していくべきだと説いている。

 現代の日本のように投資を嫌い、貯蓄だけをしている国は珍しいことであり、日本経済が他国に比較して良い循環をしていかないことの原因となっており、それは子供の頃に日本では「お金を稼ぐ」ということがどちらかというとマイナスのイメージでとらえたられていたせいであると書いている。そのためにも本来のお金の回し方を子供のころからイメージし、実践することによって世の中全体の流れを良くしていくべきだと説いている。

 このような考えを子供に向けて伝えたものはいままでになかったのではないだろうか。著者は著書だけでなく実際に教える場を作っていきたいと書いているが、こういうことは歓迎されるべきことのように私は考える。

 大人に向けて書いたという「生涯投資家」を次に読んでみよう。

(2018.10.23)

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 おすすめ度 ★★★★☆  
 読みやすさ ★★★★☆
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【書籍】「難題が飛び込む男 土光敏夫」 伊丹 敬之 (著)  

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出版社:日本経済新聞出版社 (2017/8/24)



昭和の時代を駆け抜け、最後には政府の臨時行政調査会という大きな課題に取り組まれた土光敏夫という人の評伝である。

この本は、ある方のブログで紹介され知ったのだが、著者が伊丹敬之氏であったことも興味を惹かれた理由の一つである。この伊丹氏がなぜ、いまこの土光氏の評伝を世に問うこととしたのか、その点に興味を持ったのである。

土光敏夫は、1896年(明治29年)生まれである。戦前に、石川島造船所に入社し、戦後、新たに発足した石川島芝浦タービンという会社の社長になる。それまでの手腕が発揮できるだけの小さな会社であった。その後、その親会社である石川島重工業社長となる。

そして1964年に社長を退任した翌年、請われて東芝の社長となる。7年間社長を在任し、会長に。そして経団連会長となる。6年間の在任の後、1981年に第二臨調の会長に就任し、1983年に最終答申をまとめ上げる。 1983年、何と87歳のときである。

著者は、この職歴の中の、石川島重工業社長、東芝社長、臨調会長の3つの時代をとらえて難題が飛び込み自身の仕事をした人としてまとめている。

ただ、その戦果は2勝1分けとしている。1分けは東芝社長時代のことである。1分けの理由は社長在任時の前半は成果が出たものの、後半はだめだったとの理由からである。 

それらの就任時にどのように取り組んできたかを丁寧にまとめ上げ、なぜこれほどまでの難題に対して成果を上げられ、また東芝では成果を上げ続けることができなかったのかについて分析している。

著者は、二勝に至った理由を、「現場の達人」、「凛とした背中」という土光の経営者としての際立った二つの長所をキーワードとして上げ、一分けの理由を、「経営のスタイル」と「大欲」という二つのキーワードでまとめている。

このうち「経営スタイル」についてだけここでは紹介したい。
「経営スタイル」には「直接話法の経営」と「間接話法の経営」がある。二勝した際は、「直接話法」の経営スタイルが効果を発揮し、東芝のような大組織においては最初は良かったが、後半では効果を発揮させることができなくなってしまったと著者は論じている。

現代における経営においても、いやこのような時代だからこそ、「直接話法の経営」と「間接話法の経営」のバランスが重要だというのが著者の結論かもしれない。

(2018.08.13)

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 おすすめ度 ★★★★☆  
 読みやすさ ★★★★☆
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