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【書籍】「悪寒 (集英社文庫) 」 伊岡 瞬 (著)  

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 上記の出版月日「2019/8/21」は集英社文庫本としての出版日。単行本は2年前2017年7月に出版されている。単行本でも評判だったようだが、文庫本化されてベストセラーとの新聞広告を見て購入し読んだもの。

 この著者の作品を読むのは初めてである。1960年生まれというから同世代ともいえる年齢の作家である。広告会社勤務を経て2005年に発表した「約束」(後に「いつか虹のむこうへ」に改題)で横溝正史ミステリ大賞を受賞したのが作家としてのスタートとのこと。これまで読む機会がなかったのは著名な作品がなかったことだろうか。

 今回は、文庫本の出版とともにベストセラーと宣伝されていたので興味をもって読んでみたのであるが、ある程度の満足感は得られる作品だった。
 主人公は製薬会社勤務だが、ある不祥事をきっかけに山形の関連会社に左遷される。左遷された会社に単身赴任しているときに東京の妻から不可解なメールが届く。不審に思って東京へ夜行バスで戻る途中に警視庁から妻を逮捕したとの連絡がある。被害者は元の勤務先である本社の常務だった。一体何があったのか・・・

 やや前半は冗長な感じが否めないが、ストーリーが思わぬ展開をし始める途中から一気に読ませる雰囲気がある。最後は思わぬ展開の結末を迎えるが、気持ちのよい読後感である。
 この作者の本をもう一冊読もうと思った次第である。

(2019.10.27)

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 おすすめ度 ★★★★☆  
 読みやすさ ★★★★☆
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☆ 購入日 2019年09月23日(月)
☆ 価格  869円
☆ 読了日 2019年09月29日(日)





内容(「BOOK」データベースより)

大手製薬会社社員の藤井賢一は、不祥事の責任を取らされ、山形の系列会社に飛ばされる。
鬱屈した日々を送る中、東京で娘と母と暮らす妻の倫子から届いたのは、一通の不可解なメール。
“家の中でトラブルがありました”
数時間後、倫子を傷害致死容疑で逮捕したと警察から知らせが入る。
殺した相手は、本社の常務だった―。
単身赴任中に一体何が?絶望の果ての真相が胸に迫る、渾身の長編ミステリ。






category: ミステリー(文庫)

thread: 読んだ本

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