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【書籍】「 安倍官邸vs.NHK 森友事件をスクープした私が辞めた理由」 相澤 冬樹 (著)   

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出版社: 文藝春秋 (2018/12/13)



 2016年に学校法人森友学園に対して売却された国有地の売却価格について豊中市議が近畿財務局に開示請求した。この申し立てに「非開示」としたことに対して決定取り消しの提訴を行ったことから端を発した「森友学園」問題。安倍総理夫妻が関わっているとの国家的な問題と化していったが、著者はNHK大阪の記者としてこの問題に関わることになる。

 著者は、30年近いNHK記者生活の最後の2年間にこの森友事件に関わることになるが、最終的な解決を見ない2018年5月に記者から考査部への異動を命じられる。著者は記者をできないならNHKにいる意味がないと退職し、現在は大阪日日新聞社に所属している。

 本書はその著者の森友事件との関わりを記録し、自身が所属する組織であるNHKとの関わりについて述懐さられたものである。

 タイトルに「安倍官邸vs.NHK」とあるが、実際に読んでみた印象としては「相澤記者vs.NHK」という印象を受ける。マスコミ記者として文章を書くのはプロであるから、書籍全体の文章としては初めての著作とはいえ、読みやすいものとはなっている。ただ、著者の自身の主張が強すぎて、入り込めない面があることは否めない。

 「森友事件」そのものを客観的に自身が取材してきた内容に基づいてノンフィクション作品として発表していたものであれば、ここまでの印象はなかったと思われる。ちょっと惜しい印象を受けた一冊である。


(2019.07.08)

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 おすすめ度 ★★★★☆  
 読みやすさ ★★★★☆
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☆ 購入日 2019年06月22日(金)
☆ 価格  1,400円
☆ 読了日 2019年06月27日(水)




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category: 社会一般

thread: 読書メモ

janre: 本・雑誌

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433 「日本国憲法とは何か」 八木 秀次 (著)  



 





出版社: PHP研究所 (2003/04)  [楽天kobo版 571円]




目次
  
 第1章 憲法とは何か

  基本原則はなぜ三つのなのか?
  憲法とは?
  “物語”にもとづいた「憲法」
  日本国憲法に「国柄」はあるか?
  社会契約説には限界がある
  憲法の中の「不易」と「流行」
  制定直後に改正を主張したのは誰か
  棚上げされた改正問題
  グローバリゼーションの中での憲法
  解釈改憲は“不実な法治主義”

 第2章 日本国憲法の功罪

  日本国憲法のどこが問題か?
  問い直すべき正統派
  「憲法を護って国滅ぶ」
  日本に[護憲派」はいない
  主権とは何か?
  本当に「非武装中立」で平和を維持できるか
  売春も「個人の自由」か?
  平等をどこまで実現するか

 第3章 日本国憲法の系譜

  日本国憲法には様々な政治思想が混在している
  ポピュリズムを招く直接民主主義
  関節民主主義は“人間の堕落”か?
  議会制度を批判したルソー
  民主政治の原点は古代ギリシアにあるのか?
  なぜ近代国家は間接民主主義なのか

 第4章 イギリス立憲君主制とコモンロー―ロックの「誤算」

  権力をいかに制限するか
  ご先祖様によって権力が制約されたゲルマン古代
  ゲルマンの森から生まれた三権分立の考え方
  コモンローは国王も拘束する
  社会契約とは歴史をいったんゼロにすること
  昭和二十一年の社会契約

 第5章 独立宣言と合衆国憲法―伝統の「断絶」から「継承」へ

  アメリカに伝播したロックの思想
  抵抗権発動の理由とは?
  独立宣言は宣伝(プロパガンダ)の一大傑作
  独立宣言が権利を再解釈したのはなぜか?
  合衆国憲法に受け継がれたイギリスの法思想
  絶対的な政教の分離は不自然
  世界における政治と宗教の関係とは
  GHQによる神道指令の呪縛
  首相の靖国参拝は合憲か、違憲か?
  
 第6章 フランス革命と人権宣言―ペインとルソーの「社会契約」

  歴史とも神とも決別したフランス人権主義
  “不完全な絶対主義”が革命を招いた
  世論の信頼が命取りとなったルイ十六世
  ペインとバークの人権論争
  安定した権利保障とは?
  真の改革を目指す「動く保守主義」
  ルソーの本音
  個々人の意思が恐怖政治を招いた
  ロベスピエールとルソーの詭弁
  社会主義に結びつく人民主権論

 第7章 明治憲法にみる日本の国柄

  歴史を継承した明治憲法
  国柄を重視した起草者たち
  「明治憲法悪玉論」のからくり
  「神聖ニシテ侵スヘカラス」の真意とは
  伊藤博文と井上毅の内閣構想のズレ
  「憲政の常道」とは何であったか
  日本の政体は“立憲君主制”
  帝王教育のテキストは福沢諭吉の「帝室論」
  「法律の保留」の意味とは?

 第8章 マッカーサー草案と日本国憲法

  マッカーサー草案と松本草案
  松本乙案は明治憲法の微修正ではなかった
  マッカーサー方針の転換
  「マッカーサー・ノート」にもとづく草案づくり
  「其ノ筋ノ意向」の下での原案づくり
  スターリン憲法にもとづく修正
  マルクス主義憲法学者の草案
  「休息の権利」の魅力
  「民定憲法」の誕生?
  八・一五に革命は起きたか
  「主権」という概念は必要か?
  「憲法改正限界論」か「無限界論」か

 第9章 諸問題に対する考え方

  世界連邦構想にもとづく起草作業
  国際情勢に置き去りにされた日本国憲法
  有事法制が戦争を招くのか
  イージス艦の派遣も集団的自衛権の行使にあたる
  日本国憲法の限界
  教育
   「不当な支配」をどう解釈するか
   国家にも「教育権」がある
   教科書検定はなぜ行われるのか
  表現の自由とプライバシー
   民主主義国家の生命線
   援助交際はなぜいけないのか
   猥褻かどうかは誰が決める?

 第10章 改憲すべきはどこか

  憲法前文
   宗教、歴史にもとづく世界の憲法前文
   土着の伝統に普遍的原理を見出す努力を
  第一条
   「元首」とは誰のことか
   一二五代の歴史の重み
  第十三条・二十四条
   憲法は共同体の破壊を認めるものか
   家族尊重条項の規定を
  第二十条・八十九条
   学校から宗教は排除されるべきか?
   私立学校への助成を違憲とするか?
  第二十七条
   スターリン憲法に学ぶ「勤労の義務」
   日本社会主義者の合作
  第九十九条
   閣僚は改憲を主張できないか?
   「戦う民主主義」へ

 日本国憲法



今日は「憲法記念日」である。だから、というわけではなく、ただ単に楽天koboの半額キャンペーンの広告メールが届き270円なら読み捨てでもいいや、と思って買ったもの。購入してから気づいたが、10年前に発刊された書籍であった。

まぁそれは10年前の考え方として読めばいいことだ。「不易流行」を考えて読もうと思う。 こういう社会的な書籍を読む場合は、著者の思想がどうなのかということが読書に大きく左右する。ウィキペディアで観てみると保守派の人のようである。

現在、改憲論議が盛んに行われているが、論議の基本である憲法自体をもう少し良く理解したいと思う。


(2013.05.03)

category: 社会一般

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367 「文藝春秋 (2013年新年特別号)」  


 








 激動の90年、歴史を動かした90人

◆時代を拓いた人々◆

吉田 茂 日本再建の先兵に   柳谷謙介
本田宗一郎 オヤジの拳骨   川本信彦
正田美智子 決裂した家族会議   佐伯 晋
石原裕次郎 兄以上の文才   石原まき子
野茂英雄 魔球の秘密   吉井理人
手塚治虫 アトムの性   永井 豪
山本五十六 戦場からの手紙   丹羽政子
土光敏夫 行革の鬼   並河信乃
長嶋茂雄 洩らした弱音   中畑 清
小泉信三 陛下はお気の毒   小泉 妙
松田優作 短命の予言   松田美智子
緒方貞子 三つの尊厳   牛尾治朗
渥美 清 咳が音叉のように   早坂 暁
向田邦子 サイン会の包帯   鴨下信一
小倉昌男 宅急便教育   今村治輔
松本清張 生涯原稿十二万枚   藤井康栄
梅原龍三郎 盗難事件の後始末   吉井長三
力道山 おい、アゴ!   アントニオ猪木
湯川秀樹 防空頭巾で教壇へ   江崎玲於奈
原 節子 別次元の美しさ   司 葉子
池田勇人 父と麦飯   池田紀子
森 光子 あやちゃん   赤木春恵
岡本太郎 敏子の献身   瀬戸内寂聴
土門 拳 古の仏師の気持ち   藤森 武
柳田國男 翁と童の文化   山折哲雄
小泉純一郎 あの人がいたら   林真理子
杉村春子 下手な人大嫌い   樹木希林
三島由紀夫 体験入隊始末記   徳岡孝夫
黒澤 明 歴史の裁き   田草川弘
岸 信介 妖怪の応援演説   森 喜朗



「文藝春秋Web」で  「小倉昌男 宅急便教育   今村治輔」 が読めます。

(2012.12.16)


久しぶりに雑誌「文藝春秋」を手にした。弊社の広告が出たこともあり入手できたのだが、なかなか読みごたえがある。

創刊90周年とのことで、あと10年で100周年となるための特集となっており、「10年後の大切な人に年賀状を贈ろう」というコンクールが告知されている。




(2012.12.15)



category: 社会一般

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136 「わかったつもり 読解力がつかない本当の原因」 西林 克彦 (著)  

    光文社 (2005/9/20)

目次
 第1章 「読み」が深まらないのはなぜか?
   短い物語を読む
  「わからない」と「わかる」と「よりわかる」
 第2章 「読み」における文脈のはたらき
  文脈がわからないと「わからない」
  文脈による意味の引き出し ほか)
 第3章 これが「わかったつもり」だ
  「全体の雰囲気」という魔物
  「わかったつもり」の手強さ
 第4章 さまざまな「わかったつもり」
  「わかったつもり」を作り出す“犯人”たち
  文脈の魔力
 第5章 「わかったつもり」の壊し方
  「わかったつもり」からの脱出
  解釈の自由と制約

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134 「失敗の本質―日本軍の組織論的研究」 戸部 良一 他 (著)  

       


目次
 序章 日本軍の失敗から何を学ぶか
 1章 失敗の事例研究
   1 ノモンハン事件-失敗の序曲
   2 ミッドウェー作戦-開戦のターニングポイント
   3 ガダルカナル作戦-陸戦のターニングポイント
   4 インパール作戦-賭の失敗
   5 レイテ作戦-自己認識の失敗
   6 沖縄戦―終局段階での失敗
 2章 失敗の本質・・・戦略・組織における日本軍の失敗の分析
 3章 失敗の教訓・・・日本軍の失敗の本質と今日的問題

category: 社会一般

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