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カテゴリー「ビジネス(新書)」の記事一覧

【書籍】「50歳からの逆転キャリア戦略 「定年=リタイア」ではない時代の一番いい働き方、辞め方 (PHPビジネス新書)」 前川 孝雄 (著)  

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出版社: PHP研究所 (2019/11/19)



 現在勤務している会社で発行している郵政部内紙「通信文化新報」に昨年7月から『「人が育つ現場」考』を連載中のFeelWorks(株)代表取締役前川孝雄氏の最新刊「50歳からの逆転キャリア戦略」を読んだ。

 2007年に人材育成コンサルタント会社「FeelWorks」を立ち上げて以降30冊目の著作とのこと。これまで上司に対していかに部下を育てるかという視点での著書が多かったが、今回初めて50代の上司世代に将来に向けて今をどのように生きるかをアドバイスする内容になったとのことである。

 背景は「人生100年時代」と言われる今日の状況。リンダ・グラットン、アンドリュー・スコットの共著で2016年に出版されベストセラーとなった「ライフ・シフト」、3年前とは思えぬほど「人生100年時代」は世の中に浸透している。一方、経済環境は上向かず、世の中の名だたる企業は終身雇用性を終わらせ早期退職を進めようと画策している。そのような環境の中にあって著者は50代のミドル世代に対して「まだ辞めるな」と訴える。考え方次第でいまの企業の中でも自分を生かせ、そして将来の退職後の生き方を導き出せるとアドバイスする。

 冒頭紹介した郵政部内紙「通信文化新報」の多くの読者は郵便局関係者。日本郵政グループの定年制度も延長されるやに聞いてはいるが、いずれ退職することに変わりない。定年後の長い人生に備えるためにも現役時代に経験できることはたくさんあるだろう。もしかすると一般の民間企業に勤務する会社員よりもそのチャンスは多いかもしれない。窓口を中心とした局であれば窓口を利用するお客さまや、地域の方々とのお付き合いのなかから刺激を受けることが多いだろうし、配達を受け持つ大きな郵便局であれば、それぞれの職場で日々発生する様々なことや、管理者や役職者であれば部下の育成に悩む中で刺激を受けることも多いだろう。そのような中から自身が退職後の人生をどのように歩んでいこうかというヒントはあるのではないだろうか。

 私自身の代の反省も感じながらも本書は退職後の人生設計を考えるきっかけになると思った。代だけでなくもっと若い世代の方々にもお勧めしたい一冊である。

(2020.01.08)


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 おすすめ度 ★★★★★  
 読みやすさ ★★★★★
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☆ 購入日 2019年11月25日(月)
☆ 価格  1,001円(Kindle版 792円)
☆ 読了日 2019年11月27日(水)





【内容紹介】

「定年まで我慢」でも「早期退職」でもない第3の道がある! 本当にやりたい仕事ができる人生後半戦の作り方

「我慢の多かった会社員人生もいよいよ最終コーナー」と思っていたら、 「定年後も働き続ける人生100 年時代」と言われガックリ…… そんなミドルは少なくないはず。

ただ見方を変えれば、「本当にやりたい仕事に挑戦する時間ができた」とも言える。

では、充実した「これから20~30年の人生後半戦」を作っていくためには何が必要なか。

会社員のうちにやっておくべきことは何か。

約20年の会社員生活ののち起業し、苦労を重ねる中で、「働くって楽しい! 」と胸を張って言える働き方を実現した著者が、自らの体験談をもとに心構えと準備のポイントを語る。


【本書の構成】

■第1章 まだ辞めてはいけない人たち
  ──もしいま早期退職したらどうなる?
■第2章 「お金、肩書き」から「働きがい」へ
  ──人生後半戦のキャリアの考え方
■第3章 会社は「学び直しの機会」に溢れている!
  ──辞める前にできることはまだまだある
■第4章 50歳からの働き方を変える「7つの質問」
  ── 筆者・前川孝雄の七転八倒体験から人生後半戦の働き方を考える

  Q1 自分の人生があと1年だとしたら、何をやりたいですか? 
  Q2 なぜ、その「やりたいこと」に挑戦しないのですか? 
  Q3 やりたいことができない本当の理由は何ですか? 
  Q4 名刺がなくても付き合える社外の知人は何人いますか? 
  Q5 会社の外でも通用する「自分の強み」は何ですか? 
  Q6 その強みを磨き、不動のものにするためには何が必要ですか? 
  Q7 今のうちに何から始めますか?
■ワークに挑戦
 ・STEP1 人生後半戦の使命を考えるキャリアプランニングシート
 ・STEP2 今から20~30年働く未来シミュレーション年表
 ・STEP3 自分の強み・補強したい経験を知る越境取材シート



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【Kindle】「お金の整理学(小学館新書)」 外山 滋比古 (著)  

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出版社: 小学館 (2018/12/5)




 著者が出版した本の中で「思考の整理学」が著名。先日、高卒で中日ドラゴンズに入団した大阪桐蔭高の根尾昂(あきら)選手(18)がその愛読書としてテレビなどで紹介されたものであり、以前から東大や京大の生協でベストセラーと言われていた本である。私も以前に読んだことがあるが、これを高校3年生から愛読書と言われては、私自身、読書力の自信を無くしてしまう。もう一冊の愛読書も渋沢栄一の「論語と算盤」というのだから恐れ入る。その話題となった外山滋比古氏の近作が本書である。

 1年ほど前に「50代から始める知的生活術」という本を読んだが、定年後の人生をどう歩むかということを考えるときに参考になる著作が多い。本書も老齢となっている著者のお金に関する著作であるが、人生の終盤を迎えてなお衰えることのないアウトプット力に敬意を表する。

 本書後半では著者自らのこれまでの投資経験を語っているが、自身の判断だけでこれだけ長く続けてきただけあって説得力がある。このような意識がこの日本でもっと浸透していけば、バブル以降の失われた時代は長くは続かなかっただろう。

 著者の別の作品にも興味が出始めたので、今後老齢を迎えていく自分のためにも読んでみようと思う。

(2018.12.25)

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 おすすめ度 ★★★★☆  
 読みやすさ ★★★★☆
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 ☆  購入日 2018年12月10日(月)
 ☆  価格  842円
 ☆  読了日 2018年12月13日(木)




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【Kindle】「日本型組織の病を考える」 村木 厚子 (著)   

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村木

出版社: KADOKAWA (2018/8/10)



2ヶ月前に読み終わった本書を掲載しておく。

本書の著者村木厚子氏については、2009年に発覚した「郵便不正事件」の被疑者として記憶にある方も多いであろう。第1章に著者が2009年6月に逮捕される経緯など事件についての記載があるが、まさに自分たちの会社への郵便物の差出に関する事件という我々にとっても当事者の事件であり、その後に大きな影響を与えた事件である。この事件により著者は逮捕、起訴され、裁判で争った結果無罪となるのだが、その間、約1年半にわたり検察との攻防が繰り広げられる。2010年9月に無罪判決が出されるまでの間の心境は私たちの想像を超えるものであるだろうが、本書の中では淡々と語られており、そのことによりさらにこの事件の深みがよくわかる。

著者はこのような経験を経て、厚生労働省を退職した現在、最近の不祥事件に関して「近年の不祥事の背景には、共通点として、同じような人間ばかりが集まった極めて同質性の高い組織の中で、組織の圧力から生み出された「常識」と、社会の「常識」とが、いつの間にか、かけ離れてしまったことがあるように感じます。」と言い、日本社会を「極めて同質性の高い社会」と判断している。 
この特徴が強みとして戦後の復興を遂げるなど生かされた時代もあったが、その強みがだんだんと現代では弱みになり始めており、それを「日本型組織の病」として本書のタイトルとしている。

組織の中でその中の空気が組織の常識を形作ってしまうということだろう。我々の組織の中でも同様のことがある。今のところはそれが表に出ていないだけで、将来気が付いた時には取り返しのつかないことになっていたと、そんなことを考えてしまう一冊であった。


 購入日 2018年10月4日(木)
 価格  Kindle版 874円
 読了日 2018年10月9日(火)


(2018.12.12)

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 おすすめ度 ★★★★☆  
 読みやすさ ★★★★☆
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【Kindle】 「死ぬほど読書 (幻冬舎新書)」 丹羽 宇一郎 (著)  

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出版社:幻冬舎 (2017/7/27)



この著者の日経ビジネスのコラムを読むたびに刺激を受ける。以前に読んだ「人生は仕事で磨かれる」を読んだ時の感動があり、その後、記事が掲載されるごとに気になっていた著者である。

今回も日経新聞の広告欄に掲載されていたのを見て、即座にキンドル版を購入して、すぐに読み始めた。読みやすかったこともあり、2日ほどで読了。

本書執筆のきっかけを著者はある大学生の新聞投稿記事である。
その大学生の投稿は「読書はしないといけないものか、アルバイトや勉強で経験は積める、読書はスポーツと同じ趣味の一つ」との趣旨。
そして著者は、その大学生に言葉をかけるならば、「読んでも読まなくても自分の勝手、読まなくていい」と言い、そのうえで「読書の意義など、わざわざ探ったり、説明したりしなくても当然わかるはずのもの。それは常識以前の常識であって、空気を当たり前に吸うのと変わりないもの。少なくとも私はそんな認識を持っているので驚いたのです。」と書いている。

そのことが「はじめに」に書かれている。まさにおっしゃるとおりでしょうね。そして各章にわたり著者自身の経験を踏まえ「読書の効用」が書かれている。

印象に残った内容を記載しておく。

「人間にとって一番大事なのは、「自分は何も知らない」と自覚することだと私は思います」

「心に栄養が足りないと、人のなかにある「動物の血」が騒ぎ出します。ねたみ、やっかみ、憎しみ、怒り、利己心、自暴自棄、暴力的な衝動など、まるでジャングルの獣のごとく次々と表出する動物の血は、負の感情を生み出します」

「体験だけで生きてきた人の、人を見る力が5のレベルにあるとします。  ところが、その人が体験だけでなく、読書も重ねていくなら、そのレベルは倍近くになる。そのくらい、読書は人を見る目を養ってくれると思います」

「物の豊かさではなく、〝心のありよう〟こそが、人間としての最大、唯一の証であるように思うのです」


  (2017.08.02)

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 おすすめ度 ★★★★☆  
 読みやすさ ★★★★
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【書籍】 「定年後 - 50歳からの生き方、終わり方 」 楠木新 著 (著)  

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  • 出版社:中央公論新社 (2017/4/19)




3月に定年退職し、にわかにこの種の本に興味が出てきた。

実際は、もっと早くに準備段階で読んだりして、退職に備えるべきなんだろうが、実際は余裕がなく、結局退職してから今の状況に一つ一つ対応して行かざるを得ないような生き方になってしまう。

そうは言っても限られた人生である。いかに充実させるかを考えれば知識を増やすことは必要だ。

本書の著者である楠木新氏は、某生命保険会社の会社員をしていて、50歳の頃に精神的な病でしばらく休職する期間があり、その時に色々な体験をして執筆をするようになり、復帰して退職後にも著述業を続けているという。主な対象は今回のような退職、第二の人生ということだそうだ。

本書も内容は定年退職した人たちのインタビューに基づいた内容になっているが、考えさせらることが多い。今まで何もしてこなかったことを反省しつつ、これからの人生をいかに生きていくか。良いきっかけになった。

著者は60から75までを「黄金の15年」と呼び、健康で何も問題なく過ごせる期間としている。私自身、もうすでにその1年目の3ヶ月が過ぎようとしている。一つのチャレンジとして新たなブログを始めることとした。

定年退職親父の独り言」というタイトルで、日々の生活の中から書き留めていきたい。

(2017.06.18)

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 おすすめ度 ★★★★☆  
 読みやすさ ★★★★☆
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