FC2ブログ
「自分を磨こう!」My favorite books ホーム »2011年12月
 
2011年12月の記事一覧

190 ★★★ 今週の読書トピック(11/27-12/03) ★★★ 566  




 【 読了本 】

「スティーブ・ジョブズ I 」
ウォルター・アイザックソン (著), 井口 耕二 (翻訳) 



ビジネスマンのための「行動観察」入門 (講談社現代新書)
松波 晴人 (2011/10/18)



「クラウド「超」仕事法 スマートフォンを制する者が、未来を制する」
 野口 悠紀雄 (講談社 2011/11/25)



 【 読中本 】

「社畜のススメ」 (新潮新書)
 藤本 篤志 (2011/11)


 

「人事部は見ている」(日経プレミアシリーズ)
 楠木 新 (2011/6/16)




 【 購入本 】

「スティーブ・ジョブズ Ⅱ 」
ウォルター・アイザックソン (著), 井口 耕二 (翻訳) 



「先送りせずにすぐやる人に変わる方法」
 佐々木 正悟 (中経文庫 - 2011/11/26)



「たった三行で会社は変わる―変化と行動の経営」 
藤田 東久夫 (ダイヤモンド社 - 2007/1/13)



【 トピック 】

-- 11月29日(火) --

55歳になった当日に会議があり、このブログを応援してくれている先輩の支店長から職場での社員とのやり取りについて話を聞かせていただいた。支店で実施している「3行提案」という取組について、ある社員が「○○という本を参考にしているのですか」と聞いてきたという。支店長は確かにその本を参考に始めた施策ではあったが、このように問題意識を持って施策を受け止めている社員がいることが嬉しかったと話をされていた。良い話だと思う。私もあやかりたいと思い、さっそく購入した。
自身が読んだ本を他の人にも参考にしてほしい、そのために推薦したい、というのが読書をしていくことの本来の意味なのだと思う。ましてや現在のようにインプットよりもアウトプットが重要視され、そのことが企業で云えば浮沈につながるような時代にあっては正にそうだと思う。



category: 本/文学

tb: 0   cm: 0

189 「クラウド「超」仕事法 スマートフォンを制する者が、未来を制する」  野口 悠紀雄 (著)  


 講談社 (2011/11/25)


目次 

 序章 クラウドが開く魔法の世界
   1 クラウドをめぐるいくつかのエピソード
  2 ディジタルオフィスはクラウド化でスマートになった
 第1章 クラウドの魔法を誰でも使える時代が来た
  1 スマートフォンでインターネットを能動的に使う
  2 クラウドとスマートフォンは、情報システムを大きく変えた
  3 ネットワークがコンピュータになる
  4 頭が痛い電波問題
  5 「何ができるか」でなく、「何をやりたいのか」が問題 
 第2章 ため込むな クラウドに上げよ
  1 メモや断片的情報の管理は難しい
  2 スマートフォンのカメラで断片的情報をクラウドに
  3 原稿は自動的にクラウドに蓄積される
  4 「自家製ブックマーク」でウェブ情報を駆使する 
 第3章 クラウドを用いて時間を有効に使う
  1 手帳はスケジューリングのためにある
  2 クラウド時代のワークステーション「超」整理手帳
  3 時間泥棒と戦い、「すきま時間」に対処する 
 第4章 考える環境を作る
  1 もっとも重要なことは紙に向かってやっている
  2 PDFとエクセルをもっと活用しよう
  3 私はどのように仕事をしているか 
 第5章 クラウド時代に生き残るメディアは何か?
  1 YouTubeは大きな可能性を持つ
  2 新聞もテレビもクラウドで
  3 新聞の役割は重要性の評価
  4 もうすぐ絶滅するという紙の書物について
 第6章 クラウドを制する者が未来を制する
  1 スマートフォン+クラウド大戦争
  2 個人でもクラウドに支援されて起業できる
  3 日本人は「ガラパゴス島」に閉じ込められている
  4 日本の大企業や政府はクラウドに対応できない 
 第7章 クラウドは民主主義と両立するか
  1 情報システムにおける集権と分権
  2 クラウドの本質的基盤は民主主義
  3 技術進歩に社会が対応できない



本書の著者である野口悠紀雄氏については、約20年前に「超整理法」に邂逅して以来、興味がありそうな著作が出版されると読んできた。時代に応じて様々な仕事術を提起している。
その知識欲たるや、この世代(1940年生まれ)の中では群を抜いているであろう。

今回の著作は、「スマートフォンを制する者が、未来を制する」との副題があるとおり、現在の最先端ツールである「スマートフォン」を使ってどのように仕事をしていくか、ということに端を発し、最終章では現在の日本社会・経済の問題点を指摘し、クラウド時代における社会構造はいかにあるべきかとの提言を行っている。

 一人一人の日頃の仕事のやり方を解説することを端緒に、将来の日本の姿をみつめる姿勢は本当にグローバルであり、計り知れない著者の大きさを感じる。 

私自身の立場で、この提言をいかに受け止め、所属する会社、社会にいかに貢献していくのか、少なくとも退職するまでの会社人生の中での努力をさらに続けていきたいと思う。

188 「リーダーシップ―胆力と大局観」 山内 昌之 (著)  





目次

 はしがき――国家と国民を結ぶ政治家
 第一部 リーダーの責任
  第一章 宰相の責任のあり方は不変
  第二章 危機に直面したリーダーとは
   政治家の自然災害処理
   明暦大火と保科正之
   安政大地震と堀田正睦
   リスボン大地震とカルヴァーリョ
   宰相の資質と課題
  第三章 変革期のリーダーシップ
   山岡鉄舟の赤心
   西郷隆盛の「正義」と「正道」
   「敬天愛人」の政治
   安藤信正の平常心
   福沢諭吉の「瘠我慢」
   勝海舟と榎本武揚の寡黙
   東海散士の会津魂
   大久保利通の為政清明
  第四章 歴史に学ぶ戦略的思考
   平和のリーダーシップ
   トゥキディデスのリアリズムと歴史の罠
   ローマ人の勇気と臆病
   源義経の機動力
   サラディンの騎士道精神
   リンカーンの決断
   クラウゼヴィッツとビスマルクの政治と戦争
   石原莞爾の見通す力
   毛沢東の詩的弁証法
   秋山兄弟と「アラビアのロレンス」の柔軟さ
   大山巌の「将に将たる器」
   過去は知の宝庫
 第二部 偉人のリーダーシップ
  第五章 歴史的思考法をもつリーダー・吉田松陰
   すべて歴史の故事や偉人に学ぶ
   前向きに、悲観せず
   歴史的観察力と先駆性
   「空言」より「行事」
  第六章 危機に積極策をとる鋭将・山口多聞
   冷静と激情
   判断力と大局観
   闘魂と勇猛心
   責任感と出処進退
   仮定のミッドウェー
  第七章 悪のリーダーシップ・織田信長と松永弾正
   真の「梟雄」とは
   弾正の芸術性と先進性
   頼むべきは己のみ
 第三部 民主党リーダーの置き土産
  第八章 アルキメデスの点を求めた鳩山由紀夫
   政治家と歴史家の共通項
   常識力と現実感覚
   直感力と洞察力
   運が尽きるのも「実力のうち」
  第九章 黒幕か僭主か、小沢一郎のリーダーシップ
   公然と姿を現わした「グレー・エミネンス」
   法や公正を守らない「現代の僭主」か
   原敬の清廉
  第一〇章 退却と責任回避の達人、菅直人
   国民守る気概
   官僚の声聞く謙虚さ
 結び――リーダーの資質
 あとがき



前川孝雄氏のブログでも紹介されております。

(2011.12.04)


先日、読了。本書は、上記の目次で見ても分かる通り、「為政者」の役割を歴史上の偉人から論じている。善政が成り立つためには、国家と国民と「為政者」の三つが円滑に結びつかなくてはならない、ということを基本にして現代の民主党政権交代以降の首相について言及し、今後どうあるべきかを論じている。

この「為政者」を論じた考え方は、ただ単に政治上の話だけではなく、組織の上でのリーダーにもあてはまることであり、その点からもよきリーダーは歴史上の人物からも学ぶべきである、と書かれている。

そのうえで、リーダーの条件を、①総合力、②胆力、③人心掌握力の3つに他ならないと著者は論じている。そのことを次のように解説している。①総合力とは、全体、全局を見通す力、まさに大局観に他ならない。②胆力とは、織田信長のような武人や山口多門のごとき軍人だけに要求されるものではなく、何があっても動じない強い平常心が求められる。③人心掌握力とは人をうまく使う能力である。

そして、以上のような総合力、胆力、人心掌握力は、政治家だけでなく、企業リーダーである経営者にとっても当然に必要になるだろう。リーダーとして自らをたかめていくためには、 「歴史に学ぶ」という姿勢が大切になる、とまとめている。

私自身、歴史物はあまり得意分野ではないのだが、機会あるごとに触れるように努力していきたい。

なお、最近の政治家についての論評は直接本書を読んでいただきたい。

(2011.11.20)

187 「ビジネスマンのための「行動観察」入門」 松波 晴人 (著)  



     ↑ 「大阪ガス行動観察研究所」へのリンク


目次
 
 第1章 行動観察とは何か?
 第2章 これが行動観察だ
    1 ワーキングマザーの隠れた欲望
  2 人でにぎわう場の作り方
  3 銭湯をもっと気持ちのいい空間に
  4 優秀な営業マンはここが違う
  5 オフィスの残業を減らせ
  6 飲食業を観察する
  7 達人の驚異の記憶術に学ぶ
  8 工場における生産性向上と品質向上という古くて新しいアプローチ
  9 元気の出る書店を作ろう
 第3章 行動観察とは科学である



Amazonの新書ランキングで見て、タイトルに刺激されて購入した本である。

「行動観察」という当たり前のような切り口・手法で企業にアドバイスをしている。 その手法について書かれたものであるが、実際の行動観察事例が掲載されており、わかりやすい内容である。

現代社会の中で「企業コンサルタント」の話をよく聞くが、それがどれだけ現代の企業にとって有効なのかということはあまり聞いたことがないように思う。 それは企業のニーズとコンサルタント会社のパフォーマンスが合致していないことから出来することなのではないか。本書の中でも、「行動観察手法は、上から目線のコンサルタントと違って…」という依頼企業のコメントが掲載されている。一概には言えないが、一般のコンサルタント会社に対する依頼会社のニーズと合致していないとの思いが表現されているように受け止められる。 

コンサルタント会社への委託ということでなくても、私たちの周囲でも同様のことが多いように思う。例えば会社の上層部が現場を見る目線が、「上から目線」になっていて、「現場での苦労」を理解しようとしないというようなことがある。 本書は、そのような実態に警鐘をならしているという読み方もできる刺激に満ちた内容である。 

著者の現職は、「大阪ガス行動観察研究所所長」とのことであり、経歴を見ると、「大阪ガス」入社後に様々な研究に従事したのちに、2009年にこの研究所を設立している。大阪ガスという会社内における研究の経緯も興味があるところである。

私は見逃してしまったが、「ガイアの夜明け」でも9月20日に放送されている。

(2011.12.04)

186 「スティーブ・ジョブズⅠ」 ウォルター・アイザックソン (著), 井口 耕二 (翻訳)  





目次

 はじめに 本書が生まれた経緯
 口絵  ジョブズの世界
 第1章 子ども時代 捨てられて、選ばれる
   養子縁組、シリコンバレー、飛び級して中学へ、アルバイトとマリファナ
 第2章 おかしなふたり ふたりのスティーブ
  もうひとりの天才・ウォズ、ブルーボックスの貴重な体験
 第3章 ドロップアウト ターンオン、チューンイン
  はじめてのガールフレンド クリスアン・ブレナン、リード・カレッジに進学
  最初のカリスマ ロバート・フリードランド、ドロップアウト
 第4章 アタリとインド 禅とゲームデザインというアート
  アタリにもぐり込む、インド放浪、自分を探す旅、ブレイクアウト
 第5章 アップルⅠ ターンオン、ブートアップ、ジャックイン
  愛すべきマシンたち、ホームブリュー・コンピュータ・クラブ
  アップル誕生、ガレージバンド
 第6章 アップルⅡ ニューエイジの夜明け
  完全パッケージのアップルⅡ、マイク・マークラ登場、レジス・マッケンナ
  はじめてのドラマチックな発表会、マイク・スコットとジョブズ
 第7章 クリスアンとリサ 捨てられた過去を持つ男
  妊娠とDNA鑑定
 第8章 ゼロックスとリサ グラフィカルユーザインターフェース
  新しい赤ん坊、ゼロックスPARC、「偉大な芸術家は盗む」
 第9章 株式公開 冨と名声を手にする
  ストックオプション、ベイビー・ユーアー・ア・リッチ・マン
 第10章 マック誕生 革命を起こしたいと君は言う……
  ジェフ・ラスキンとの対立、乗っ取り、発言力を強めるジョブズ
 第11章 現実歪曲フィールド 自分のルールでプレイする
  現実歪曲フィールドの正体、よく立ち向かったで賞
 第12章 デザイン 真のアーティストはシンプルに
  バウハウス的な美を求め、ポルシェのように、書体へのこだわり
 第13章 マックの開発力 旅こそが報い
  IBM vs アップル、端から端まで支配する、マシン・オブ・ザ・イヤー
  ジョブズの採用基準
 第14章 スカリー登場 ペプシチャレンジ
  熱烈な求愛、蜜月と悪い予兆
 第15章 発売 宇宙に衝撃を与える
  出荷するのが真のアーティスト、『1984年』コマーシャル
  爆発的パブリシティ、マッキントッシュ発売(1984年1月24日)
 第16章 ゲイツとジョブズ 軌道が絡み合うとき
  マッキントッシュにまつわるパートナーシップ、GUIをめぐる戦い
 第17章 イカロス のぼりつめれば墜ちるだけ
  空高く飛ぶ、墜ちてゆく、30歳という節目、大量脱出はじまる
  対決のとき(1985年春)、クーデターを画策、1985年5月の7日間
  ライク・ア・ローリング・ストーン
 第18章 ネクスト プロメテウスの解放
  海賊、船を捨てる、独立独歩、苦難の日々、助けに現れたぺロー
  ゲイツとネクスト、IBMとベッドをともにする
  ネクストコンピュータ発売(1988年10月)
 第19章 ピクサー テクノロジー・ミーツ・アート
  ルーカスフィルムのコンピュータ部門、ジョン・ラセターとアニメーション
  『ティン・トイ』の成功
 第20章 レギュラー・ガイ 凡夫を取り巻く人間模様
  ジョーン・バエズ、ショアンとモナを捜しあてる、行方不明の父親、リサ
  大嵐のような恋愛、ローリーン・パウエル、結婚式(1991年3月18日)
  家族の家、リサを引き取る、子どもたち
 第21章 『トイ・ストーリー』 バズとウッディの救出作戦
  ジェフリー・カッツェンバーグとの確執、うずく制作の血
  無限の彼方へ さあ行くぞ!



昨日「Ⅰ」を読了。流石にボリュームがある。iPod touchで通勤電車の中で読む機会が多かったのだが、画面が小さいだけに「Ⅰ」だけで1,487ページという膨大さである。ページの送りだけで少なく見積もっても1,500回以上やっているということだ。お疲れ様でした…。
内容であるが、いったん飛び出したAppleにはまだ戻っていない時期で、ピクサーで映画の製作をしていた時期までが書かれている。読む量も膨大だが、ジョブスの人生もここまでだけでも密度の濃い人生を歩んでいることがよくわかる。「Ⅱ」を読み進むのが楽しみである。
年内には読み終わりたいなぁ。

(2011.12.03)


ポッドキャスト「ON THE WAY JOURNAL WEEKEND」に、本書の訳者である井口 耕二氏が出演し、エピソードを話している。大変興味深い。米国では1冊で出版されているが、日本で分冊された経緯も語られている。http://www2.jfn.co.jp/owj/weekend/index.php

(2011.11.18)


6日に電子書籍で購入。書籍で購入するか、電子書籍で購入するか迷いましたが、無料の試し版APPを発見しダウンロードしたところ、やはりジョブスの伝記はジョブスが産み出したデバイスで読むべきだと思い、講談社電子書籍を購入。

しかし、書籍が1,995円、電子書籍が1,900円というのも随分ではないかな、と思う。いわば「消費税分サービス」のような価格だが、そもそも紙を使っていない電子版なのだから、もう少し安くしてもよいのではないだろうか。或いは、というか、せめてそうならば、「Ⅱ」だけでも1,000円程度にするとかいう精神がありませんかね~~。

読了後、改めてコメントしよう。

(2011.11.08)

プロフィール

最新コメント

最新トラックバック

カテゴリ

▲ Pagetop