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2015年06月の記事一覧

【書籍】 「リーダーシップの哲学」 一條 和生 (著)  

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リーダーシップの哲学

出版社: 東洋経済新報社 (2015/5/29)



著者の一條和生氏とは知人Tさんのご紹介で一度お会いしたことがある。「思いのマネジメント」という著書をその前に紹介されており、その内容にとても共感ができ、お会いした際にもいろいろとお聞きする時ができ感銘したことを記憶している。

本書は先月出版されたばかりの近著であるが、12名の経営者に対するインタビューにより、それぞれの方のリーダーシップの考え方、ご本人の経験、歴史(著者はそれを「リーダーシップ・ジャーニー」と呼んでいる)を語る形式となっている。

インタビューを受けた経営者の方全員が、自身が経営の中枢に至る経緯を語っているのだが、そこには成功物語だけでなく、むしろ失敗談や苦労話が正直に語られている。その内容を読むことにより、真のリーダーシップはどのように育まれるものなのかが、よく理解できる気がする。そして著者はそれをよくまとめている。12人の経営者がばらばらに語っているようでいて、共通項は確かに感じられ、そして最終章のまとめで納得を得ることができる。

リーダーシップの方向性が曖昧になっている現代においてとても参考になり、大きな示唆に富んだ一冊となっている。

以下に、著者が書いている最後のまとめの章からほんの一部を転記しておく。とても重要で大切な内容である。

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・ どんなに素晴らしい研修を行っても、組織のメンバーが圧倒的に多くの時間を過ごす職場が人材育成の場になっていないならば、研修は無駄に終わってしまう。・・・マネジャーによる人材育成はこうした日常業務の実践の中で、部下への実践知の育成という形で行われる。

・ 人は、「これがリーダーシップということなのか」ということを自らの経験を通じて学ばなければ、つまり、自らの実践を通じて学んだ実践知としての「リーダーシップの哲学」がなければ、リーダーシップとは何かを本当に深く理解してはいないし、したがって、リーダーシップ・ジャーニーも始まらない。

・ 実践知は経験を通じて身体に埋め込まれた暗黙知である。したがって、それを言葉にしなければ、客観的に認識することができない。

・ 共感のコミュニティを通じて世界が動いていく今日、ストーリーテリングによるリーダーシップの確率は、ますます重要になる。論理だけでは人は動かない。数字だけでも人は動かない。言葉が人を動かす。数字から言葉へ。それが企業マネジメントのあるべき方向性だろう。

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(2015.06.30)

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 おすすめ度 ★★★★★  
 読みやすさ ★★★★☆
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 --- ↓ 以下、目次を記載 ---



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category: ビジネス書籍

thread: 読書メモ

janre: 本・雑誌

tag: Kindle  電子書籍 
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【書籍】 「戦略参謀―経営プロフェッショナルの教科書」 稲田 将人 (著)  

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戦略参謀

出版社: ダイヤモンド社 (2013/8/30)



今月からオーディオブックサイト「Febe」のゴールド会員登録を行った。

土曜、日曜の早朝、何を聞きながらウォーキングするのが一番いいかといろいろと試したが、オーディオブックが一番合っていると感じたため、購入にお得だとの触れ込みのゴールド会員登録をしたものである。

最初の2ヶ月は980円の会費で月1回チケット利用で好きなオーディオブックを購入できるとのこと。まず最初に本書を購入した。その後も、毎月、600円として利用出来るポイントが加算されているので、月に2〜3冊を購入するにはお得かもしれない。しばらく続けてみようと思う。

ところで、本書だが、ビジネス書でありながら小説仕立てとなっていてとても読みやすい、ではなく、聞きやすい。こういう物語形式だと印象に残るためだろう。

以前に聞いた、「菜根譚」や、「原因と結果」などだと、文字が浮かばないと頭がついていかない感じがするが、作者が語っているものや本書のような形だと頭に残りやすいと思う。

本書は、郊外型紳士服販売の会社を舞台にして、一つの企業の中で起こりうる様々な事象をとらえ、端々にビジネスの要諦を書き込んでいて、参考になる。「経営企画部」が中心となっているが、「経営」とはどうあるべきかということについて分かりやすく解説した書籍といえる。

もう一度、書籍で要点だけを読み直そうと考えている。

(2015.06.22)

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 おすすめ度 ★★★★☆  
 読みやすさ ★★★★☆
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【目次】

第1章 高山、最初の地雷を踏む
     企業はなぜ成長、低迷を繰り返すのか?
 解説 長期低迷から抜け出すためにするべき三つのこと

第2章 「バケツの中身が」が重要だ
     PDCAを回せない企業には明日がない
 解説 PDCAを回すということ

第3章 経費削減と経費低減は違う
     経費の効果最大化のためのノウハウを蓄積せよ
 解説 本当の経費低減って?

第4章 社員がやる気になる人事制度とは
     一人一人が前向きなエネルギーを発揮できているか
 解説 人事機能の使命とは

第5章 起死回生の販促プラン
     成功に向かって仮説を立て地道に努力する
 解説 経営不振の時に行うべきことは?

第6章 混沌のなか、海図を求める
     事業不振は「市場との乖離」から生じる
 解説 新業態開発とは

第7章 新業態を立ち上げる
     トップの抑えが弱くなると、組織内にエゴイズムがはびこる
 解説 人間の持つ「業」にどう立ち向かうか?

第8章 社内の「憑き物落とし」
     戦略参謀は「成功した創業者」の精神にのっとって行動する
 解説 高山への最後の講義





category: ビジネス書籍

thread: 読書メモ

janre: 本・雑誌

tag: Febe  オーディオブック 
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【書籍】 「舟を編む」 (光文社文庫) [Kindle版] 三浦 しをん (著)  

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舟を編む

出版社: 光文社 (2015/3/20)



最近ビジネス関係の本を読む間にフィクション本を読むことが多くなった。これも定年が近くなっているせいなのだろうか、などと自嘲している。

ただし、おもしろそうな小説を探すのが大変なのだが、この本は2012年本屋大賞の大賞受賞作品ということで期待感は大きかった。また観てはいないのだが、映画化もされ話題になっていたので、読んでみることにした。

事前に内容を調べたりしなかったので、「舟」が「辞書」のことだということを知らずに読み始めたのだが、期待を裏切らず、大変楽しく、面白かった。

全体を通して一つのことをやり遂げ、完遂する流れが気持ちよく、主人公やその周囲の人たちも大変活き活きと描かれている。

「何かおもしろい本ない?」と尋ねられたら薦めたい一冊である。

(2015.06.11)

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 おすすめ度 ★★★★★  
 読みやすさ ★★★★☆
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category: 文学一般

thread: 読書メモ

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【書籍】 「情報の「捨て方」 知的生産、私の方法」 [Kindle版]  成毛 眞 (著)  

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情報の捨て方 

出版社: KADOKAWA / 角川書店 (2015/5/10)




私が著者の成毛眞という人物を知ったのはマイクロソフト社日本法人の代表取締役社長を退任した2000年のことである。新聞に掲載されたその記事を読むと私より1歳上の1955年生まれとのことであり、まだ45歳という若さである。その若さであのマイクロソフトの社長を退任し、次に何をやるのかと記事を読むと投資コンサルタント会社を起業するとのことであった。

その後はあまり成毛氏の情報に触れることはなかったのだが、ここ数年、Facebookなどでそのコメントを読み、興味を持っていたところである。

今回の著書「情報の「捨て方」」については、私自身、仕事やプライベートでもIT機器が好きなこともあり、「情報の扱い方」については興味がある方なので、タイトルにも興味を持ち購入したものである。

「情報の非整理」とか、「捨て方」とか、とても面白く、参考になる内容であった。

私自身の仕事の仕方を振り返っても、10年くらい前までは、使い終わった資料の整理の仕方について工夫をしていたが、現在はほとんど資料を残さない工夫をしている。

当面必要な資料も、ひとまず当該1年間は手に取れるところに保管しておき1年経ったら捨ててしまうとか、残しておいた資料はevernoteやDropboxに保存するとかという方法を取っている。
新しい職場につけば、引継ぎ的に以前の情報を得るために必要な資料もあるだろうが、やはり責任ある仕事をしていくには現物、現実、現場を見るに限る。

本書に掲載されているコラムには懐かしい情報整理術が紹介されていたり、参考になるiPhoneアプリが紹介されていたりと、大変楽しく読ませていただいた一冊である。

(2015.06.06)

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 おすすめ度 ★★★★☆  
 読みやすさ ★★★★☆
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目次

はじめに
 価値あることを考えるために、ムダ情報から徹底的に逃げよ

序章 「情報とは一体何か」
 -バカを相手にしないための手段として
  その情報は「摂取すべきもの」か
  情報とは一体、何だ
  情報は3分類できる-偏在しているかどうか
  ダメ情報に触れ続けると閾値が下がる
  なぜ「安い食べ物」を食べ続けてはいけないか
  情報量は増えたが、人間の能力は進化していない
  情報に使われる人、情報を使う人
  “忘れられた大衆”にならないために

1章 情報を「入手する」
 -24時間浴びる、しかしルートは絞る
  情報との向き合い方
  「丸の内でのウィンドウショッピング」で考える-情報入手法
  出掛けないとわからないことがある
  「ビフォア」を知らなければ「アフター」がわからない
  「真実」より「事実」を重視する
  行間を読むにもコツがある
  ウェブニュース-1日に2回だけチェック
  国際雑誌-日本語で読める海外誌をなぜ読まないのか
  ベストセラーには手を出すな
  本は「その場」で買え
  雑誌は「広告を読む」
  賢い人は「BSテレビを観る」
  テレビCMの「どこを見るか」
  学問上の情報は、「独学」でいい-大学には情報がない、学習法があるだけ
  なぜ大学生は“情弱”なのか
  外交諜報とビジネスと居酒屋の共通点
  意義のある異業種交流会を-フォーラムフィフティーズ
  【今も使える!過去に流行った情報術】① 京大式カード-梅棹忠夫

2章 情報を「見極める」
 -「どうせウソだよね」という思考習慣
  貴重な情報は正直「使い道がない」が…
  「どうせウソだよね」と思って情報に接する
  ウソ情報を遠ざける習慣1-日付、ダブルチェック
  ウソ情報を遠ざける習慣2-時間軸、対立軸
  バカは「ブロックしてよし」
  「街をパトロール」しよう
  「変化が少ないこと」「下方修正されないこと」が大切
  ベンチャー企業の見極めは「社長の年齢」!?
  「面白い本」を読むには「つまらない本」に手を出さない
  「新製品」は技術を買え
  レビューをレビューする
  「人を見極める」ことはなかなかできない
  「しぐさ」である程度わかること
  【今も使える!過去に流行った情報術】② KJ法-川喜多二郎

3章 情報の「非整理術」
 -整理に追われて1日を終える人々
  頭に情報を入れないためにノートを書く
  成毛流「太赤マジック+裏紙ノート」メモ法
  大事な情報は「整理しない」-情報は1枚のPCファイルに
  グーグルが情報格差を拡大させる
  「ポスト・イットプラス」を使ってみた
  私の愛する基本アプリはこれだ
  アナログ情報の整理法-本はジャンルごとに
  他人の頭も借りろ-私の情報キュレーター
  【今も使える!過去に流行った情報術】③ 押し出しファイリング法-野口悠紀雄

4章 情報を「噛み砕く」
 -解釈する力のない者は敗れる
  曖昧な情報、ボンヤリした情報の価値
  「仮説」は、なかなかメディアには出てこない
  しかし、「妄想」も案外悪くない
  「パブリックな情報」から読み取れるもの
  「ひと手間かける」と「本当にいい情報」になる
  思考実験をしてみよう
  【懐かしの情報グッズ】① 電子手帳・システム手帳

5章 情報を「生み出す」
 -受け取るだけの人間になるな
  自ら「発信する」本当の意味
  SNSには「黙って囲めるテーブル」がない
  すぐ取り出せるように「アウトプット」しておく
  いいプレゼン資料は「データ容量が大きい」
  「笑いを生まないプレゼン」をやってはいけない
  メッセージを誤解するバカはどこにでもいる
  自分が「当然と思えること」にも価値がある
  【懐かしの情報グッズ】② 変遷する記録メディア

6章 情報を「活用する」
 -面白い生き方をしたいなら
  入手して、排出する-情報の「新陳代謝」を上げよ
  「捨てたつもりで捨ててない状態」がベスト
  教養とは「捨てきれない情報」のこと
  壁画を描くようにアウトプットする
  仕事と無関係の情報にこそ価値がある
  だからデバイスは最新のものを使え
  バカを相手にするな-人生をムダにしないために「情報を捨てろ」

特別章 成毛眞の「情報」個人誌
 なぜ「私の情報個人誌」を開陳するのか
  子ども時代
  10代の頃
  高校生の頃
  大学生の頃
  新人社会人時代


category: ビジネス(新書)

thread: 読書メモ

janre: 本・雑誌

tag: Kindle  電子書籍 
tb: 0   cm: 0

【gadget】 iPhone アプリ Captio ②  

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【gadget】iPhoneアプリ「Captio」

前回のブログ記事で掲載したアプリであるが、タイトルと本文の関係がわかったので追記しておく。

なんと、よくあることだが、単純なことだった。
記載する一行目がタイトルになっていたのだ。


以下の画像は送られてきたメールのiPhone画像を表示しています。

IMG_2684_convert_20150605063146.jpg


写真を添付して送信することも簡単。

IMG_2685_convert_20150605063211.jpg 
使えそうなアプリですよね!



category: ガジェット

thread: Apple

janre: コンピュータ

tag: iPhone 
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