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2016年03月の記事一覧

【電子書籍】 「日本でいちばん大切にしたい会社5」  坂本光司 (著)  

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日本で一番大切にしたい会社5

出版社: あさ出版 (2016/1/18)



シリーズ5冊目の本が発行されたことは新聞広告で知っていたのだが、今月になってKindle版で読むことができた。ちょうど読みたいと思ってAmazonを検索していたら、Amazon Primeで無料で読むことができる書籍になっていたので、ダウンロードして読んだものである。

今回も6社の素晴らしい企業が紹介されている。本書で紹介されている会社は本当に素晴らしい会社である。下記に紹介されている企業名を目次から抜き出し、リンクを貼っておいたが、各社のHPを見ても紹介されているような内容は全く見ることができない。そもそも自社の取組を外部に紹介するつもりなど毛頭ないからである。自然に取り組んできたことが紹介されているだけなのである。

今回紹介されている中で私が最も感動したのは6社目に紹介されている「辛子明太子」で有名な「株式会社ふくや」である。このように取り上げれていること自体が意外であったのであるが、それは「ふくや」があまりにも名前が売れており、企業として成功して、そのノウハウには他社に隠された様々な特許や歴史があるのだろうと思っていたからである。
ところが、本書を読むとそのことが全く違っていることがよく分かる。「老舗」であるにもかかわらず、そのことを全く標榜することなく、むしろ他社にノウハウを広めてきたことなど、全く想像もできないような話が紹介されている。

本当に感動する話である。このような企業を紹介している本書のシリーズが今後も継続することを期待するばかりである。


【今回紹介されている企業】

社会福祉法人北海道光生舎(北海道赤平市)
 ―苛酷な運命を背負った障がい者が設立した夢のようなクリーニング会社

株式会社クラロン(福島県福島市)
 ―高齢者、女性、障がい者を主役に据えた人間愛あふれる運動着メーカー

株式会社さくら住宅(神奈川県横浜市) 
 ―「会社はみんなのもの」との信念で幸せを輪のように広げるリフォーム会社

株式会社天彦産業(大阪府大阪市) 
 ―女性が大活躍する鋼材商社は“お互いさま"の精神で社員と家族に支えられる

日本植生株式会社(岡山県津山市)
 ―「社員と家族を幸せにする」‐創業者の意思を脈々と継ぐ環境緑化・保全会社

株式会社ふくや(福岡県福岡市)
 ―「世の中の役に立つ」ための会社だから不動のNO.1であり続ける明太子メーカー


(2016.03.27)

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 読みやすさ ★★★★★
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【書籍】 「村上春樹 雑文集 (新潮文庫) 」 村上 春樹 (著)  

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雑文集_convert_20160313214854

出版社: 新潮社 (2015/10/28)



今年初めから村上春樹の作品を再読している。最近では「ねじまき鳥クロニクル」を読み終わった。三部作の大作である。なかなか読み応えがあり、興奮冷めやらぬというか、やや違和感もありながら読み終わったというのが実際である。

今回、このように村上春樹作品を再読し始めたのは、「村上春樹は、むずかしい」という加藤典洋氏の親書を読んだことがきっかけである。改めて初期の作品から読み直してみようと思い、あまり順番を考えずに読んでいるところである。私自身、30代から読み始めているため、私自身の人生とも重なる面が多分にあることも、還暦を前にして再読しようと思ったきっかけになっていると思う。

ところで本書「雑文集」であるが、単行本は2011年1月に発行されている。今回私が手にしたのは新潮社から出された文庫版であるが、実は単行本が出版されたことをあまり記憶していなかった。彼の著書は出版されるたびに大体購入しているのであるが(翻訳本は別にして)、なぜ記憶がないのかはっきりしないが、そのために今回文庫版で始めて読んだものである。

ただ、本書は、1979年のデビュー作の新人賞受賞の言葉から始まり、2010年までの様々な文章が掲載されている。それを著者は「雑文」としてまとめたわけであるが、中には2009年のエルサレム賞受賞あいさつの「壁と卵」も掲載されている。

様々な文章の中に村上春樹という作家の内面を見ることができ、これも彼を知る上で貴重な書籍である。目次の中からその時に読みたいと思ったものをさっと読むというような感じで常に書棚においておきたいと思う。

最後の、「対談解説」として掲載されている安西水丸氏と和田誠氏の対談も大変楽しい一文である。春樹ファンは読まないわけにはいかない一冊である。

(2016.03.13)

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【書籍】 「七つの会議 (集英社文庫)」 池井戸 潤 (著)  

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七つの会議_convert_20160306175020


出版社: 集英社 (2016/2/19)



「下町ロケット」がテレビドラマになったのをきっかけに最近も池井戸ブームのようだ。ブームへの便乗ではないだろうが、先月「七つの会議」が文庫化されて出版された。

この本は読んでいないなと思って早速購入して読み始めたら何となく内容に覚えがあり、よくよく考えてみたら三年ほど前にこの物語もNHKでドラマになっており、それを見ていたことを思い出した。

「下町ロケット」や「空飛ぶタイヤ」に比べると面白さは少し劣るように感じたが、読み応えはある。やはり大した作家だと思う。

(2016.03.06)

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