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2016年06月の記事一覧

【書籍】 「天才」 石原 慎太郎 (著)  

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天才


石原慎太郎が田中角栄に成り代わって一人称で書いた小説。

書こうと思ったきっかけが「長い後書き」に記載されているが、納得感がある。田中角栄生前中、議員であった頃にはかなり反目していたようだが、今になってみると稀有な存在であることを感じていることがよくわかる。

ロッキード事件の真相なども、本人の目線からではあるが納得させられる面がある。

それにしても生前、没後とも様々なことを言われた政治家ではあるが、戦後の日本を牽引してきた政治家であることはまちがいなく、それをよく表した一冊と言える。読後、満足感を感じる一冊であった。

(2016.06.25)

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 おすすめ度 ★★★★☆  
 読みやすさ ★★★★☆
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category: 小説(単行本)

thread: 読書メモ

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【映画】 「64-ロクヨン-前編/後編」 瀬々敬久(監督)  

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劇場公開日 前編:2016年5月7日、後編:6月11日

解説

「半落ち」「クライマーズ・ハイ」などで知られるベストセラー作家・横山秀夫の著作で、2012年「週刊文春ミステリーベスト10」第1位、13年「このミステリーがすごい!」第1位など高い評価を得た警察小説「64(ロクヨン)」を映画化した2部作の前編。佐藤浩市を筆頭に、綾野剛、榮倉奈々ら若手から永瀬正敏、三浦友和らベテランまで、豪華キャストが集結し、「ヘブンズ ストーリー」の瀬々敬久監督がメガホンをとった。わずか1週間の昭和64年に発生した少女誘拐殺人事件・通称「ロクヨン」。事件は未解決のまま14年の時が流れ、平成14年、時効が目前に迫っていた。かつて刑事部の刑事としてロクヨンの捜査にもあたった三上義信は、現在は警務部の広報官として働き、記者クラブとの確執や、刑事部と警務部の対立などに神経をすり減らす日々を送っていた。そんなある日、ロクヨンを模したかのような新たな誘拐事件が発生する。

あらすじ

わずか7日で終わった昭和64年。その年に起きた少女誘拐殺人事件、“ロクヨン”から14年が経過し、未解決のまま時効が近づいていた。そのロクヨンの捜査に携っていた警務部秘書課広報室の広報官・三上義信(佐藤浩市)は、記者クラブとの不和、刑事部と警務部のあつれき、ロクヨンを模倣したような誘拐事件に直面し……。




ロクヨン1_convert_20160619212742 

5月に前編を観て、1ヶ月待って後編、最終編を観てきた。

宣伝どおり確かに見応えがあり、楽しめた作品である。ストーリーもさることながら、記者たちとのやり取り、夫婦と子供という家族の関係など、現在と14年前を比較しながらもう一度考えさせるようなプロットはとてもよく作られている。

ロクヨン2_convert_20160619212548  ロクヨン3_convert_20160619212610

ネタバレになるので結末は記載できないが、原作やテレビドラマとは異なった結末を作ったことは見応えをさらに増していたものと思う。

推理小説を原作とした映画として一級品の作品であったと思う。

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おすすめ度 ★★★★★
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category: 映画

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【書籍】 「シャープ崩壊 ―名門企業を壊したのは誰か」 日本経済新聞社 (編集)  

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シャープ崩壊_convert_20160612211307

出版社: 日本経済新聞出版社 (2016/2/18)



少し前に図書館から借りてきて読んだもの。だいぶ人気がある書籍だったので時間がかかるかと思ったが、意外に早めに借りることができ、先週読み終わった。

大学時代(今から40年前になる)に八王子市内の電気屋でアルバイトをしていたことがある。毎週土曜日と日曜日だけ勤務していたが、家電量販店の前身となるような街の電気屋であったが、14型のブラウン管テレビがよく売れていた時代である。
その頃、その店にメーカーから派遣されて販売にきている方がいた。それもシャープとサンヨーの販売員であった。よく覚えている。私はアルバイトなのでお客さまが希望するメーカーを売れば良いのだが、彼らは自身のメーカーのテレビをなるべく販売しようとする。当然である。時にはアルバイトの私を昼食で買収し、自メーカーの販売に加担させようとしたりして、必死であった。

その頃、シャープもサンヨーも二流メーカーで、ソニーや東芝のテレビに比べて価格が安いから売れるようなイメージであった。しかし、彼らは「自分たちのテレビの方がしっかりしている、映りが良い」と断言していた。

あれから40年、サンヨーは今はない。そしてシャープは…。

本書は今年2月に発売なので、最終的に
鴻海精密工業に買収される前までのストーリーではあるが、やはりこういうことが社内で行われていたのか、という印象である。

犠牲者はやはり社員。企業の命運はリーダーにかかっているものの、従来のようなやり方では立ち行かなくなっている時代であることは間違いない。参考になる一冊である。

(2016.06.12)

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 おすすめ度 ★★★★☆  
 読みやすさ ★★★★☆
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category: ビジネス書籍

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【オーディオブック】 「100円のコーラを1000円で売る方法3」 永井 孝尚 (著)  

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100円のコーラ3_convert_20160531075438

出版社: KADOKAWA/中経出版 (2013/6/7)



オーディオブックで聞いたが、とてもわかりやすい内容であった。

マーケティングを解説している内容であるが、これまでのシリーズ同様にストーリー形式になっており、内容が丁寧で場面設定もよくわかる。このようなストーリー形式のものは一般のビジネスものに比較してオーディオブックに合っていると思う。

以前に稲田将人氏の「戦略参謀」「経営参謀」というストーリー形式のオーディオブックを購入して聴いたが、これもとてもわかりやすく、何よりも印象が後まで残っている。

他のビジネスものだと聞き流しがちで重要なことも記憶に残りづらい面があるのだが、フィクションとして物語になっているとストーリーが頭に残るため、物語の中で語られているビジネスのポイントも残りやすい。

今回の「100円のコーラを1000円で売る方法」はシリーズ3作目、「イノベーションのジレンマ」がテーマである。今年4月に「イノベーションのジレンマ」、「日本のイノベーションのジレンマ」を続けて読んだが、本書ではその内容がよりわかりやすく解説されている。

著者は本書執筆時には、日本IBMの社員だったそうであるが、シリーズ1作目からとてもわかりやすい語り口でマーケティングの要諦を伝えていた。シリーズ3作目の本書では、わかりにくい「イノベーションのジレンマ」をとてもわかりやすく解説している。

ぜひ一読をお勧めする。

(2016.06.05)

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 おすすめ度 ★★★★☆  
 読みやすさ ★★★★★
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