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2016年08月の記事一覧

【書籍】 「「働きがいあふれる」チームのつくり方」 前川 孝雄 (著)  

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  • 出版社: ベストセラーズ (2016/8/9)





弊社で5年ほど前からお世話になっている人材育成コンサルタントの前川孝雄氏の近著。昨年10月に「上司の9割は部下の成長に無関心」という上司のあり方、部下の育成に関する書籍を出版したばかりだというのに1年も経たずに新刊を出されたというのは凄いと思い、早速読ませていただいた。

内容は、職場はどういう環境が人を育てるのか、人材はどのように育成されていくのかという前作の続編と言える内容で、私にとっては大変タイミングよく、まさに「目から鱗」の本に出会ったという読後感である。

著者は、「働きやすさ」というのは不満を解消することはあっても満足にはならないと説き、満足は「働きがい」からしか生まれない、「満足」がなければ人は育たないと解説する。

失われた20年と言われながら、右肩上がり経済の余韻に浸っていた我々のような職場にはまさに当てはまる。後半に「働きがい」と「働きやすさ」をマトリクスにした企業の分類の解説があるが、まさに我が社などは「ぬるま湯企業」に当てはまると私は納得した。

このような企業の環境の中で、どのように改革をしていくか。そこがまさに一番の悩みである。
私自身が取り組んでいることが正しいとは言わないが、現在の職場環境の中で一つの方向性は示せるものと自負しているが、旗振りがいなくなればどうなるか。雲散霧消してしまうようなものかもしれない。

ただ、今回の前川氏の本書は私にとって後ろから大きな力で後押しをしてくれているように感じた。諦めずにやっていこうと改めて思った次第である。

(2016.08.28)

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 おすすめ度 ★★★★★  
 読みやすさ ★★★★★
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category: ビジネス(新書)

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janre: 本・雑誌

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【書籍】 「コンビニ人間」 村田 沙耶香 (著)  

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2016年上期の芥川賞受賞作、単行本化されたので読んでみた。

読後の第一印象は「このような小説が芥川賞を受賞するのか」というもの。

主人公は大学卒業後も就職せず、18年間もアルバイトとしてコンビニエンスストアで働く32歳の女性。彼女は小さい頃から様々なことで「普通ではない」を言われてきている。それは彼女自身が全く意識をしていない言動を周囲からそのように指摘されることで「私は普通ではないのだ」と自覚する。そして自覚をすることで周囲との関係を隔絶させることを選択する。
そして大学を卒業後にふとしたことがきっかけでコンビニでバイトをすることになるのだが、その環境が隔絶された自分の感覚とうまく適合させることに成功していく。その中で主人公は初めて「人間」として生きていくことができる感覚を味わう。

この隔絶の間にある壁は何なのだろう。勝ち組、負け組という区分けや、正規と非正規など、現実の世界には人工的に様々な壁ができ、その壁がはっきりと形を形成しているのが現在という時代なのかもしれない。そのような現実をコンビニという一つのバーチャルな世界として映し出した作品と言えるかもしれない。

現代という時代をうまく描きあわわした小説と言えるかもしれない。

(2016.08.20)

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 おすすめ度 ★★★★☆  
 読みやすさ ★★★★☆
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category: 小説(単行本)

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【kindle】 「頭は「本の読み方」で磨かれる: 見えてくるものが変わる70冊」 茂木 健一郎 (著)  

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頭は本の読み方で磨かれる



Kindle Unlimited がスタートして10冊を登録できるとのことでダウンロードした1冊である。

著者の茂木健一郎は脳科学者であるが、テレビ番組の司会者なども務めているのでつとに有名な学者であり著述家である。その著者による読書の推奨本であるが、非常に有意義な一冊であった。

著者の見識や読書の幅の広さを知るだけでなく、特に夏目漱石に関する著述に関しては新しい見方を示され、改めて読んでみようというきっかけになった。姜尚中氏の著書からも漱石の著作に関して刺激を受けていたが、今回もとても有意義な刺激を受けた。

紹介されている70冊の中には私自身は今後も読みそうもない本(例えば、「イワン・デニーソヴィッチの一日(ソルジェニーツィン)など」)もあるが、それらの本も読んだ気になるような解説も面白い。博識な著者の嫌味のない新鮮な刺激に触れられる一冊である。

(2016.08.14)

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 おすすめ度 ★★★★☆  
 読みやすさ ★★★★☆
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category: ビジネス書籍(電子書籍)

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【映画】 「シン・ゴジラ」 総監督:庵野秀明、監督:樋口真嗣   

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2016年7月29日公開(東宝映画)


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解説

『エヴァンゲリオン』シリーズなどの庵野秀明と『進撃の巨人』シリーズなどの樋口真嗣が総監督と監督を務め、日本発のゴジラとしては初めてフルCGで作られた特撮。現代日本に出現したゴジラが、戦車などからの攻撃をものともせずに暴れる姿を活写する。内閣官房副長官役の長谷川博己、内閣総理大臣補佐官役の竹野内豊、アメリカの大統領特使役の石原さとみほか300名を超えるキャストが豪華集結。不気味に赤く発光するゴジラのビジュアルや、自衛隊の全面協力を得て撮影された迫力あるバトルに期待。

あらすじ

東京湾アクアトンネルが崩落する事故が発生。首相官邸での緊急会議で内閣官房副長官・矢口蘭堂(長谷川博己)が、海中に潜む謎の生物が事故を起こした可能性を指摘する。その後、海上に巨大不明生物が出現。さらには鎌倉に上陸し、街を破壊しながら突進していく。政府の緊急対策本部は自衛隊に対し防衛出動命令を下し、“ゴジラ”と名付けられた巨大不明生物に立ち向かうが……。



公開後、意外と評判が良いので本日鑑賞。はっきり言って感想は2分するであろう。

私はおもろしかったに1票を投じる。

これはこれまでの怪獣物の映画ではない。だから悪いけれど子供連れのお母さんにはがっかりされているのではないかと思った。それもそのはずである。ゴジラの出現に日本政府がどのように対応するかということがメインの映画である。

そのために映画完成後も試写会も開かれず、公開日まで内容が秘匿されたと聞いている。

ややネタバレになるが、映画の中でゴジラが上陸して市街を壊滅させている姿は津波を、そしてその後の放射能被曝は福島原発をなぞらえていると考えるのは私だけではないだろう。

それにしても豪華出演陣。

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とりあえずご覧になってご自身で評価を!

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 おすすめ度 ★★★★☆
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category: 映画

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【Kindle】 「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である」 中島聡 (著)  

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なぜ、あなたの仕事は

  • 出版社: 文響社 (2016/6/1)



「Kindle Unlimited」という10冊までのダウンロードが月額980円というとても良さそうなサービスが始まり、ひとまず1ヶ月のお試しでまずはじめに選択した書籍である

この書籍を読んで初めて知ったのだが、著者はアメリカのマイクロソフト社でWindows95を作った中心人物だそうである。あの素晴らしい画期的なOSを日本人が作っていたとは思いもしなかった。
知っている人は知っていたそうであるが、その後の98ではインターネットエクスプローラーを内蔵させたことでも著名なんだそうである。

本書はそのような著者がこれまでの経験の中から自分自身が実践してきた時間術について書いたものである。その中で著者は、アメリカと日本の時間の使い方について「最初に頑張るアメリカ人、最後に頑張る日本人」としたタイトルの中で、アメリカの社会人は朝早くから働き、日本の社会人は夜遅くまで働いている、と解説している。

また、夏休みの宿題を終えてなかったことから海へ遊びに行けなかったという小学生の頃の経験が著者自身の時間の使い方の原点と書いている。翌年からは夏休みが始まるとすぐに宿題を終え、あとは存分に遊ぶことができたという経験である。

このような経験的な時間術はこれまでも様々な書籍で取り上げられていると思う。そのような過去の書籍と本書の違いはその徹底ぶりだと私は思った。

朝の2時間で1日の仕事を終えてしまうという2:8の時間の使い方など、思っていてもできるものではない。

もう一つ、著者のようなプログラマー的な技術者や企画職のような仕事の仕方と、労働を時間で提供する仕事の仕方では時間に対する考え方が全く違うということも実践できない理由であろう。

何れにしても部分的には参考になる面があった。翌日にやるべきことを前日寝る前にタスクリストとして書き出すほどではないにしても、取り入れたい一つの習慣であると思う。

著者のブログ「Life is beautiful」、評判だそうである。読んでみようと思う。

(2016.08.07)

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 おすすめ度 ★★★★☆  
 読みやすさ ★★★★☆
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