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2018年10月の記事一覧

【書籍】「いま君に伝えたいお金の話」 村上 世彰 (著)  

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出版社: 幻冬舎 (2018/9/6)



☆購入日 2018年10月15日(月)
☆価格  1,296円
☆読了日 2018年10月16日(金)



 本書はかつて「村上ファンド」を運営し、2006年にインサイダー取引の容疑で逮捕起訴された元ファンドマネージャーの村上世彰氏が若い読者、それも中学生、高校生の10代の若者に向けたお金の捉え方を伝えた書籍である。
 会社を定年下60歳過ぎの私が読むべきものでもないが、最近ベストセラーになっているので興味を持って読んだものである。

 村上氏は自身の子供のころの経験として10歳ころから親からもらった資金を株に投資するなどの経験を持っており、それらがベースになっているのだが、子供のうちにお金と真剣に向き合い「稼いで貯めて、回して増やす。増えたらまた回す。」というサイクルを覚え、実践していくべきだと説いている。

 現代の日本のように投資を嫌い、貯蓄だけをしている国は珍しいことであり、日本経済が他国に比較して良い循環をしていかないことの原因となっており、それは子供の頃に日本では「お金を稼ぐ」ということがどちらかというとマイナスのイメージでとらえたられていたせいであると書いている。そのためにも本来のお金の回し方を子供のころからイメージし、実践することによって世の中全体の流れを良くしていくべきだと説いている。

 このような考えを子供に向けて伝えたものはいままでになかったのではないだろうか。著者は著書だけでなく実際に教える場を作っていきたいと書いているが、こういうことは歓迎されるべきことのように私は考える。

 大人に向けて書いたという「生涯投資家」を次に読んでみよう。

(2018.10.23)

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 おすすめ度 ★★★★☆  
 読みやすさ ★★★★☆
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【書籍】「下町ロケット ヤタガラス」 池井戸 潤 (著)  

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下町ロケット_convert_20181015105600

出版社: 小学館 (2018/9/28)



 今週10月14日から3年ぶりにドラマも始まった「下町ロケット」シリーズ第4作であるが、むしろ7月に読んだ「下町ロケット ゴースト」の後編ととらえた方がわかりやすい。今回も大変面白く、止まらずに読み進んでしまった。

 前作でエンジンとトランスミッターの製造に関して、大企業と起業した小さな企業の葛藤を描き、最終的にその小さな企業を救ったところで終わったが、その後に裏切られたところから物語は始まる。

 金庫番だった殿村氏が実家の農業を継ぐことになったことも展開を膨らませ、今回は日本の農業を救うという理念が底辺に流れる物語となっており、その点についても興味を持って読むことができた要因だと思う。

 確かに日本の農業を支える人口は老齢化し、離農する農家が多くなっているとの話である。それを日本としてどうしていくのか、現実の世界ではなかなかその政府方針を伺うことができないように思うが、将来の日本にとっても切実な問題であることは間違いない。

 その農業を救う策としての「自動運転耕運機」というのが今回のテーマである。

 「自動運転耕運機」を作製するにあたっての様々な企業との軋轢、人間模様についてはいつもの池井戸節とも言えるが、これが決して飽きることなく、楽しませてくれる。

 勧善懲悪、判官びいきの日本人の気持ちを掬い取ってくれる池井戸作品、そしてサラリーマンとして、また企業の組織人としてのモヤモヤをスッキリさせてくれるストーリー、まだまだこれからも楽しみです。

(2018.10.16)

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 おすすめ度 ★★★★★  
 読みやすさ ★★★★★
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