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【Kindle】「サラリーマンの力 (インターナショナル新書)」 亀渕 昭信 (著)  

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出版社: 集英社インターナショナル (2018/2/7)



 新年恒例の賀詞交換会に参加した際に本書の著者である亀渕昭信氏が来賓として参加されており、その際に来賓代表として話された挨拶を聞いた。

 とても印象深い挨拶だったので、その後にインターネットを検索したところ本書を知り、早速、Kindle版を購入して読んだ。

 亀渕氏のことは中学、高校の頃に聞いていた深夜放送のオールナイトニッポンのパーソナリティとして知っていたが、パーソナリティを担当された後にニッポン放送の社長になられており、その時期が折しもライブドアによる敵対的買収の対象になっていた時期ということを知り、波乱万丈な職業人生だったのだろうと考えさせられた。

 亀渕氏はもともとニッポン放送にアルバイトとして採用になり、そのまま転職することもなく社長にまでなってしまったそうで、その亀渕氏が自己の職業人生を振り返った著書ということでとても興味深く読むことができた。

 社会人になって入社3年頃で転職を考える若者が多いが、理由を聞くと「やりたいことではなかった」、「歯車になっている」などということが多い。あるいは「嫌な上司がいる」という話も聞く。しかし、どこにだって嫌な上司はいるし、多かれ少なかれ組織に入れば誰だって歯車だ、どうせなら輝く歯車になることを考えれば良いと言う。サラリーマンを「気楽な稼業」とも言うが、その中で何か自分を輝かせるものを見つけ、そしていずれ卒業を迎える時の準備期間とすれば良い、と言う。それを「サラリーマン力」と著者は呼んでいる。

 昨年11月に発売された前川孝雄氏の「50歳からの逆転キャリア戦略」に通じるものを感じたが、本書には目次の項目とは別に「サラリーマン力を高める三〇箇条」が記載されている。折角なので、それを掲載しておく。

 1.どこに行ってもダメな上司はいる。
 2.ダメな上司がいるからといって会社を辞めるのはやめよう。
 3.あなたも歯車、社長も歯車、だったら輝く歯車になろう。
 4.会社を使って自分のやりたいことをやろう。
 5.会社を一つの有機体として見れば、やりたいことがきっと見つかる。

 6.見逃すな。チャンスはその辺に転がっているものだ。
 7.人生の師になり得る尊敬できる先輩を見つけよう。
 8.好奇心をいっぱいにして世間の風を知ろう。
 9.「やりたいこと」をアピールしよう。
 10.自信を持てる仕事に出会ったら、それを手放すな。

 11.企画書は馬に食わせるほど書こう。企画は腐らない。
 12.競争相手と戦いながら、業界全体のパイを増やす努力をしよう。
 13.互いが同じ目標に向かっていれば喧嘩も良い結果を生むことがある。
 14.人真似でも良い。ただしオリジナルを生み出す努力を忘れずに。
 15.優れたドタ勘は、その場の思いつきでは生まれない。

 16.「イヤだ、イヤだ」のストレス地獄から脱出しよう。
 17.部下ができたらもっと勉強しよう。経験だけでは統率不能だ。
 18.ダメを出されたところからチャンスは生まれる。
 19.派閥争いでは、仕事派でいよう。
 20.給料の額は自分の評価でもある。

 21.会社は社会の一部である。世の中のために働いているのだ。
 22.どんな商品でも時代に合わせて変化していかなければ必ず終わりがくる。
 23.会社は生き物。業態は時代によって変化する。 
 24.多角経営の時代、サラリーマンにより活躍できる時代が到来した。
 25.デジタル時代は一寸先が闇だが、生まれ変われるチャンスでもある。

 26.定年は新たなスタート。新しいことを学ぶチャンスだ。
 27.サラリーマンが進退を決められるのは辞表を書くときだけだ。
 28.新しい仕事が次のチャンスを生む。
 29.自分の趣味、コレクションは大切に。使えるときがきっとくる。
 30.人生、役に立たないことは何もない。

(2020.02.23)

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 おすすめ度 ★★★★★  
 読みやすさ ★★★★★
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☆ 購入日 2020年01月20日(月)
☆ 価格  770円(Kindle版 693円)
☆ 読了日 2020年01月25日(土)



[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

サラリーマンの力 [ 亀渕 昭信 ]
価格:770円(税込、送料無料) (2020/2/24時点)





【内容紹介】

 会社という組織に属しながら、いかに創造力を発揮すべきか?
 オールナイトニッポン伝説のDJにして、ニッポン放送元社長という、会社員人生を極めた著者が考える、ポジティヴでまったく新しいサラリーマン論。
 ラジオ業界のエピソードを交えながら、「企画力」と「営業力」の重要性、社内政治の乗り切り方、グローバル社会における企業の意味、会社と共に生き、チャンスをつかむ方法を伝授する。

 吉田拓郎氏推薦!
  「カメちゃんは僕の少し前を行くイメージなのだ」


【目次】

 プロローグ 「歯車」じゃない人間なんていない
 第一章 僕はどうやって「サラリーマン」になったのか
 第二章 サラリーマンの「企画力」と「営業力」
 第三章 上司、部下、出世競争……人間関係の乗り切り方
 第四章 時代の変化をどう生き抜くか
 第五章 サラリーマンが「卒業」するとき



category: ビジネス書(Kindle版)

thread: 読書メモ

janre: 本・雑誌

tb: 0   cm: 0

【Kindle】「定年消滅時代をどう生きるか (講談社現代新書) 」 中原 圭介 (著)  

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出版社: 講談社 (2019/12/11)



 先日、企業に高齢労働者が希望すれば70歳まで雇用することを努力義務とする案が閣議決定され、今後法案の改正が国会審議され、予定では21年4月から施行されることになりそうだ。65歳までの継続雇用を企業に義務付ける法案が施行されたのが2013年でまだ7年、また世間に「人生100年時代」という言葉が流行となり始めてまだ5年も経っていない。実に社会環境の変化が早いということだろう。

 本書はいわば「定年がなくなる」時代にどのように生きれば良いかという示唆を与えてくれる書籍。
 冒頭、著者は、これからの時代には「30代後半を第一の定年、50代後半を第二の定年として、キャリアを3つに区分した上で、学び直しをしていく生き方が広まっていく」と書いている。今まで、学校を卒業して就職し同じ会社に定年まで勤めるということが普通だった。定年後の人生を「第二の人生」という呼び方もしていたのが普通であるが、それが、大きく変わろうとしているということだ。

 経済が右肩上がりに成長していた時代は、「終身雇用」、「年功序列」、「新卒一括採用」などが当然であり、極めて有効な制度であったと言える。それが平成の30年を経て、大きく変わってしまったことは低迷している経済状況を見ればわかることだ。このままで日本はどうなるのだろうと誰もが考える時代になってしまった。少子化、労働力人口の減少、これらを捉えても今後の日本の中では高齢者の労働力は必要不可欠となる。しかし、70歳までの雇用が保証される世の中になってはいくが、ただ目標もなく惰性で仕事をしているだけでは自らが希望する仕事に従事する可能性は低くなるだろう。そのためにも学び直しが必要だと言う。

 著者はそのような時代に生きていくため、一人ひとりが「仕事を楽しむ能力」を身につけることが基本だと言う。ただ、何もせずに「仕事を楽しむ能力」は身につかない。それでなくとも現在は何事においても便利な時代になり、便利になったことが個々人の考える能力を衰えさせていると言う。まして読書をする機会が減少していることがより考える力を衰えさせているという。
著者は、好奇心こそ人を成長させる最大のエネルギーであり、それこそが定年消滅時代を生きるための最大の武器になる、そのためにも、読書を通じて考える力を鍛え、基本的な能力を高めて欲しいと言っている。

 具体的で刺激のある内容だった。様々なグラフや表なども使われており、それらを見直すだけども理解が深まる。もう一度整理しながら読み直そうと思っている。

(2020.02.11)

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 おすすめ度 ★★★★☆  
 読みやすさ ★★★★☆
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☆ 購入日 2019年12月11日(水)
☆ 価格  946円(Kindle版 880円)
☆ 読了日 2020年01月08日(水)






【内容紹介】

 すべての日本人の人生にとって、深く関りがある本を書きました。


2020年は日本の雇用が大変革を遂げる年になるからです。
AIなどのデジタル技術の普及に伴って、若手にとっても、
中堅にとっても、ベテランにとって も、高齢者にとっても、
無縁ではいられない雇用の流動化が起ころうとしているのです。


これからの日本では、大学を卒業後に就職して70~75歳まで働くことになるので、
個人の会社員生活は50年前後と、今の定年より10~15年程度も長くなります。


現在24年にまで縮まってきている企業の平均寿命が将来的に20年を切るようになったら、
会社員生活は企業寿命の2.5倍を超える長さになってしまうというわけです。


平均的な働き方をする日本人であれば、
計算のうえでは人生で3つの仕事や会社を経験しなければなりません。

そこで充実感のある人生を歩み続けるためには、どうすればいいのか――。



【目次】

 はじめに
  人生で3つの仕事や会社を経験する時代へ

 第1章 日本から「定年」が消滅する
  生産年齢人口の減少という大問題

  増え続ける国民負担 ほか


 第2章 大きく変わる企業の採用
  日本人の価値観の変化
  人材獲得競争の勝敗を決めるもの ほか


 第3章 トヨタ「採用の半数が中途」の衝撃
  過去の俗説と化した転職「35歳限界説」
  好業績で人手不足なのに「早期退職」を募る理由 ほか


 第4章 人材育成の仕組みを再構築する
  問われる大学の存在価値
  国際教養大学をお手本にした長野県立大学 ほか


 第5章 これからを生きるための最大の武器
  スマートフォンを使うことの代償

  便利な社会が考える機会を奪う ほか

 おわりに
  さらなる格差拡大を食い止めるために
  人生に何回もチャンスが訪れる社会へ
  日本人全体の底上げが豊かな社会をつくる






category: ビジネス書(Kindle版)

thread: 読書メモ

janre: 本・雑誌

tag: Kindle  定年  生き方  働きかた 
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【読書のまとめ】 1月の読書  

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1月の読書メーター

読んだ本の数:5
読んだページ数:1470
ナイス数:50

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サラリーマンの力 [ 亀渕 昭信 ]
価格:770円(税込、送料無料) (2020/2/10時点)


「サラリーマンの力 (インターナショナル新書)」
読了日:01月28日
著者:
亀渕 昭信

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セゾン 堤清二が見た未来 [ 鈴木 哲也 ]
価格:1980円(税込、送料無料) (2020/2/10時点)


「セゾン 堤清二が見た未来」
読了日:01月28日
著者:
鈴木 哲也

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「サイレント 上 (ハーパーBOOKS)」
読了日:01月21日
著者:
カリン スローター

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満願 (新潮文庫) [ 米澤 穂信 ]
価格:737円(税込、送料無料) (2020/2/10時点)


「満願 (新潮文庫)」
読了日:01月12日
著者:
米澤 穂信

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「定年消滅時代をどう生きるか (講談社現代新書)」
読了日:01月08日
著者:
中原 圭介

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読書メーター

category: 月間読書の記録

thread: 読書メモ

janre: 本・雑誌

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【Kindle】「ハンティング 上・下 (ハーパーBOOKS)」 カリン・スローター (著), 鈴木美朋 (翻訳)  

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 帰宅通勤時に読むミステリーを探していて発見したもの。米国の女性ミステリー作家だが、米国の女性ミステリー作家といえば「検死官シリーズ」で著名なパトリシア・コーンウェルだが、彼女の小説を夢中で読んだ時期がある。彼女の小説は講談社文庫から発売されているが、最初に発行されているのが1992年なので、2000年前後にそのシリーズを読んだものだと思う。邦訳もとても読みやすかったことを覚えている。海外の作品を読むときはその訳が読みやすいかどうかも大きな要素を占める。

 今回このカリン・スローターの小説を選んだのはただ単にKindle版が廉価で販売されていたという下衆なきっかけである。キャンペーンでもあったのだが、上下合わせて100円くらいで入手し、あまり期待はしていなかったのだが、冒頭からかなり夢中になって読み進んだ。先程書いたように邦訳が読みやすいということも大事だが、合わせて大事なのはイメージが浮かぶかということである。わかりにくい文章だと情景さえも浮かばない場合もある。それが今回の本は情景もよく浮かぶ内容であったため、すぐにのめり込むことができ、帰宅時の通勤電車だけでなく、自宅でも読むことになり、上下巻をかなり早いスピードで読み終わった。

 著者カリン・スローターは1971年生まれ。2001年に処女作「開かれた瞳孔」でデビューしているが、全世界32カ国で翻訳され、3000万部以上のベストセラーになっているという。日本でも2002年に早川書房から発売されているが、現在は絶版となり、残念ながら手に入れることができない。

 続いて「サイレント」を読もうと思う。

(2020.01.15)

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 おすすめ度 ★★★★★  
 読みやすさ ★★★★☆
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☆ 購入日 2019年12月04日(水)
☆ 価格  文庫版 947円(Kindle版 880円)
☆ 読了日 2019年12月30日(月)







【内容紹介】
地中深くに掘られた拷問部屋―― 無数の血痕が物語る、連続殺人犯の悪魔のような手口。

極上のクライム・ノベル ――マイクル・コナリー

田舎道にふらりと現れ、車に轢かれたという意識不明の女性がERに運び込まれた。 全裸の女性の体には拘束され、拷問されたような傷が無数に走り、奇怪なことに肋骨が1本もぎ取られていた。 ジョージア州捜査局特別捜査官ウィル・トレントは事故現場に急行。 森の奥深くでおぞましい拷問部屋を見つける。 地中深くに掘られた不気味な穴の中は血に染まり、死臭に満ちていた――。 

【著者略歴】
カリン・スローター
エドガー賞にノミネートされた『警官の街』や、発売するやいなやニューヨーク・タイムズ紙のベストセラーリストにランクインした『プリティ・ガールズ』をはじめ、“ウィル・トレント・シリーズ”“グラント・カウンティ・シリーズ”で知られるベストセラー作家

■訳者
鈴木/美朋 大分県出身。早稲田大学第一文学部卒業。英米文学翻訳家




category: ミステリー小説(Kindle)

thread: 読書メモ

janre: 本・雑誌

tag: Kindle  米国  ミステリー  女流作家 
tb: 0   cm: 0

【書籍】「50歳からの逆転キャリア戦略 「定年=リタイア」ではない時代の一番いい働き方、辞め方 (PHPビジネス新書)」 前川 孝雄 (著)  

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出版社: PHP研究所 (2019/11/19)



 現在勤務している会社で発行している郵政部内紙「通信文化新報」に昨年7月から『「人が育つ現場」考』を連載中のFeelWorks(株)代表取締役前川孝雄氏の最新刊「50歳からの逆転キャリア戦略」を読んだ。

 2007年に人材育成コンサルタント会社「FeelWorks」を立ち上げて以降30冊目の著作とのこと。これまで上司に対していかに部下を育てるかという視点での著書が多かったが、今回初めて50代の上司世代に将来に向けて今をどのように生きるかをアドバイスする内容になったとのことである。

 背景は「人生100年時代」と言われる今日の状況。リンダ・グラットン、アンドリュー・スコットの共著で2016年に出版されベストセラーとなった「ライフ・シフト」、3年前とは思えぬほど「人生100年時代」は世の中に浸透している。一方、経済環境は上向かず、世の中の名だたる企業は終身雇用性を終わらせ早期退職を進めようと画策している。そのような環境の中にあって著者は50代のミドル世代に対して「まだ辞めるな」と訴える。考え方次第でいまの企業の中でも自分を生かせ、そして将来の退職後の生き方を導き出せるとアドバイスする。

 冒頭紹介した郵政部内紙「通信文化新報」の多くの読者は郵便局関係者。日本郵政グループの定年制度も延長されるやに聞いてはいるが、いずれ退職することに変わりない。定年後の長い人生に備えるためにも現役時代に経験できることはたくさんあるだろう。もしかすると一般の民間企業に勤務する会社員よりもそのチャンスは多いかもしれない。窓口を中心とした局であれば窓口を利用するお客さまや、地域の方々とのお付き合いのなかから刺激を受けることが多いだろうし、配達を受け持つ大きな郵便局であれば、それぞれの職場で日々発生する様々なことや、管理者や役職者であれば部下の育成に悩む中で刺激を受けることも多いだろう。そのような中から自身が退職後の人生をどのように歩んでいこうかというヒントはあるのではないだろうか。

 私自身の代の反省も感じながらも本書は退職後の人生設計を考えるきっかけになると思った。代だけでなくもっと若い世代の方々にもお勧めしたい一冊である。

(2020.01.08)


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 おすすめ度 ★★★★★  
 読みやすさ ★★★★★
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☆ 購入日 2019年11月25日(月)
☆ 価格  1,001円(Kindle版 792円)
☆ 読了日 2019年11月27日(水)





【内容紹介】

「定年まで我慢」でも「早期退職」でもない第3の道がある! 本当にやりたい仕事ができる人生後半戦の作り方

「我慢の多かった会社員人生もいよいよ最終コーナー」と思っていたら、 「定年後も働き続ける人生100 年時代」と言われガックリ…… そんなミドルは少なくないはず。

ただ見方を変えれば、「本当にやりたい仕事に挑戦する時間ができた」とも言える。

では、充実した「これから20~30年の人生後半戦」を作っていくためには何が必要なか。

会社員のうちにやっておくべきことは何か。

約20年の会社員生活ののち起業し、苦労を重ねる中で、「働くって楽しい! 」と胸を張って言える働き方を実現した著者が、自らの体験談をもとに心構えと準備のポイントを語る。


【本書の構成】

■第1章 まだ辞めてはいけない人たち
  ──もしいま早期退職したらどうなる?
■第2章 「お金、肩書き」から「働きがい」へ
  ──人生後半戦のキャリアの考え方
■第3章 会社は「学び直しの機会」に溢れている!
  ──辞める前にできることはまだまだある
■第4章 50歳からの働き方を変える「7つの質問」
  ── 筆者・前川孝雄の七転八倒体験から人生後半戦の働き方を考える

  Q1 自分の人生があと1年だとしたら、何をやりたいですか? 
  Q2 なぜ、その「やりたいこと」に挑戦しないのですか? 
  Q3 やりたいことができない本当の理由は何ですか? 
  Q4 名刺がなくても付き合える社外の知人は何人いますか? 
  Q5 会社の外でも通用する「自分の強み」は何ですか? 
  Q6 その強みを磨き、不動のものにするためには何が必要ですか? 
  Q7 今のうちに何から始めますか?
■ワークに挑戦
 ・STEP1 人生後半戦の使命を考えるキャリアプランニングシート
 ・STEP2 今から20~30年働く未来シミュレーション年表
 ・STEP3 自分の強み・補強したい経験を知る越境取材シート



category: ビジネス(新書)

thread: 読書メモ

janre: 本・雑誌

tb: 0   cm: 0

【読書のまとめ】 12月の読書  

834

 
12月の読書メーター
読んだ本の数:6
読んだページ数:2271
ナイス数:29
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「ハンティング 下 (ハーパーBOOKS)」
読了日:12月30日
著者:
カリン・スローター

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騙し絵の牙 (角川文庫) [ 塩田 武士 ]
価格:792円(税込、送料無料) (2020/1/31時点)


「騙し絵の牙 (角川文庫)」
読了日:12月28日
著者:
塩田 武士

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「ハンティング 上 (ハーパーBOOKS)」
読了日:12月19日
著者:
カリン・スローター

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歪んだ波紋 [ 塩田 武士 ]
価格:1705円(税込、送料無料) (2020/1/31時点)


「歪んだ波紋」
読了日:12月15日
著者:
塩田 武士

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「Think clearly 最新の学術研究から導いた、よりよい人生を送るための思考法」
読了日:12月06日
著者:
ロルフ・ドベリ


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Iの悲劇 [ 米澤 穂信 ]
価格:1650円(税込、送料無料) (2020/1/31時点)


「Iの悲劇」
読了日:12月02日
著者:
米澤 穂信
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読書メーター

category: 月間読書の記録

thread: 読書メモ

janre: 本・雑誌

tb: 0   cm: 0

【書籍】「背中の蜘蛛(単行本)」 誉田 哲也 (著)  

833



出版社: 双葉社 (2019/10/16)



 本書の著者の作品を読むのは初めてである。以前から名前はよく目にしており、刑事を主人公にした警察小説が多いという印象があったが、著者の作品としてはそれだけではなく青春小説なども発表されているとのこと。
今回初めて読んだ本作品は警察小説である。10月発売の本作品の新聞広告には「読後、あたなたはもうこれまでの日常に戻れない」とあり、書籍の帯にも同じキャッチフレーズが目立っていた。そのフレーズに惹かれてメルカリで購入して読んだ。

 池袋での一人の男性が路上で他殺死体で発見されるという殺人事件が発生する。しかし目撃者はなく、捜査は難航する。ところがある捜査員に秘密裏に寄せられた情報により容疑者が浮かび上がる。その半年後、新木場でイベント会場のコインロッカーに仕掛けれた爆発物により、一人の男性が死亡する。その男性は薬物の取引仲介者として警察で追いかけていた人物であり、誰がその爆発物を仕掛けたのか、操作が難航するなか、捜査員の一人にある情報が寄せられ、事件は意外な方向へ展開していく。

 本書のストーリー自体はあらすじで書いたとおりであるが、本書の本筋はそのストーリーではなく、秘密裏に寄せられた情報の出所にある。この情報がどこから、そしてどのような経緯で伝えられたのか、そしてそれは組織的なものなのか、そこを追いかけていいく後半が読み応えがあった。

 最近は街中の事件であっても防犯カメラの映像から容疑者を特定したというニュースをよく聞く。数年前には現実的ではなかったことが、現代のAIの発達により現実となっている。このような情報社会の現代にあって我々はどこまでそれを許容できるのだろうか。というよりも許容するしないに関わらず、容認せざるを得ないのかもしれない。それが自分自身を守ってくれる手段となっている社会に生きているのかもしれない。

(2019.12.28)

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 おすすめ度 ★★★★☆  
 読みやすさ ★★★★☆
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☆ 購入日 2019年11月19日(火)
☆ 価格  1,760円(Kindle版 1,584円)
☆ 読了日 2019年11月30日(土)



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背中の蜘蛛 [ 誉田哲也 ]
価格:1760円(税込、送料無料) (2019/12/30時点)




内容(「BOOK」データベースより)

 東京・池袋で男の刺殺体が発見された。捜査にあたる警視庁池袋署刑事課長の本宮はある日、捜査一課長から「あること」に端を発した捜査を頼まれる。それから約半年後―。東京・新木場で爆殺傷事件が発生。再び「あること」により容疑者が浮かぶが、捜査に携わる警視庁組織犯罪対策部の植木は、その唐突な容疑者の浮上に違和感を抱く。そしてもう一人、植木と同じように腑に落ちない思いを抱える警察官がいた。捜査一課の管理官になった本宮だった…。「あること」とは何なのか?池袋と新木場。二つの事件の真相を解き明かすとともに、今、この時代の警察捜査を濃密に描いた驚愕の警察小説。


category: ミステリー(単行本)

thread: 読書メモ

janre: 本・雑誌

tb: 0   cm: 0

【Kindle】「Iの悲劇」 米澤 穂信 (著)  

832


出版社: 文藝春秋 (2019/9/26)



米澤穂信氏の著書を読んだのは初めて。著者の代表作としては2014年3月に刊行された「満願」がある。この本はその年の「週刊文春ミステリーベスト10」の国内部門第1位になるなどミステリー3部問で第1位に選出され、本屋大賞にも選ばれるなど注目を集め、ベストセラーになった作品である。ただし、私は未読。実家の母親が読んでいたのは覚えているんだが、5年前は今ほどに国内のミステリー大賞に興味を持っていなかったのだろうか。はっきりした記憶はない。

今回はやはり新聞広告だったと思うが、読みたくなり、Kindle版を購入して読んだ。

作品は、滅びた村に住民を呼び込もうという使命を与えられた架空の南はかま市役所蘇り課に所属する主人公が部下の女性と、上司の課長とともに奮闘する物語。つまりタイトル「Iの悲劇」の「I」は「Iターン」のこと。

行政の周知により滅びた村に残っている家屋へ移住してきた住民とのやり取りの連作短編小説の形をとっているが、最後の「Iの悲劇」という短編で全体が終結するという構成を取っている。

実際の「Iターン」事情がこの小説のとおりとは思わないが、概ね同じような事情を抱えているのだろう。この小説の悲劇は、全く住民が居なくなってしまった村を個々に移住してくる住民で再生させようという試みが行政の奢りでもあったのではないか、という点である。

毎週土曜日に「人生の楽園」という番組で「新しい生き方の提案」として「田舎へのIターン」、「故郷へのUターン」を扱っており、時々視聴することがある。この番組に登場する場所は、Iターンで移住してきた住民だけということではなく、先住している地域の住民の方とのコミュニケーションを大切にし、そこがうまく機能していることで地域に定着しているように思われる。「Iの悲劇」の舞台となった村ではそこがない。

本書のそれぞれの短編には物語としての面白さはあるものの、地域の過疎化をどうするかということではアンチテーゼを示していると捉えればよいのだろうか、少し不満足な読後感であった。

次のは同じ著者でもミステリーとして評価の高い「満願」を読んでみたい。

(2019.12.28)

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 おすすめ度 ★★★★☆  
 読みやすさ ★★★★☆
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☆ 購入日 2019年11月04日(月)
☆ 価 格 1,650円(Kindle版 1,400円)
☆ 読了日 2019年12月02日(月)



[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

Iの悲劇 [ 米澤 穂信 ]
価格:1650円(税込、送料無料) (2019/12/30時点)



内容(「BOOK」データベースより)

 一度死んだ村に、人を呼び戻す。それが「甦り課」の使命だ。人当たりがよく、さばけた新人、観山遊香。出世が望み。公務員らしい公務員、万願寺邦和。とにかく定時に退社。やる気の薄い課長、西野秀嗣。日々舞い込んでくる移住者たちのトラブルを、最終的に解決するのはいつも―。徐々に明らかになる、限界集落の「現実」!そして静かに待ち受ける「衝撃」。これこそ、本当に読みたかった連作短篇集だ。



category: ミステリー小説(Kindle)

thread: 読書メモ

janre: 本・雑誌

tb: 0   cm: 0

【書籍】「沈黙法廷 (単行本)」 佐々木 譲 (著)  

831


出版社: 新潮社 (2016/11/22)



 2016年11月に発売された単行本は、価格も2,310円、ページ数も557ページという大作である。
 よほど著者のファンでなければ発売当時に買おうという気にはならないのではないか、と書いたら失礼か。今回は10月に新潮社から文庫版が発売され、新聞に広告が掲載されたことから興味を持ち、メルカリで検索したところ手頃な価格で販売されていたので購入したもの。しかし送り主もメルカリベテランなのか、そのままの形で郵送すると厚さが3センチを超えてしまうので見開きにしてクリックポストで送付してきた。

 それほどのページ数なので読むのに日数がかかった。推理小説などの小説は、夜寝る前の読書として読んでいるが、今回は広島へ旅行した往復の新幹線の中で読み、ページ数を稼ぐことができた。

 本書の著者の作品を読んだのは確か初めてだと思う。警察小説作家として著名であり、本書もいわばその範疇なのだろうが、弁護士の立場、検察側の立場、また被告の女性を慕う男性の立場など、様々な視点から一人の不遇な女性に焦点を当てている。

 ストーリーに緊張感もあり、被害者の女性の謎めいた生い立ちや、序章に出てくる男性の目線も気になり、途切れることなくこのボリューム感にしては短期間で読み終わった。長編のミステリーを読み終わった満足感はあるが、作品に対する期待ほどの満足感は得られなかったように思う。

(2019.12.12)

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 おすすめ度 ★★★★☆  
 読みやすさ ★★★★☆
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☆ 購入日 2019年11月07日(木)
☆ 価格  2,310円(文庫版 1,155円)

☆ 読了日 2019年11月19日(火)



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沈黙法廷 (新潮文庫) [ 佐々木 譲 ]
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【内容紹介】

 周囲で連続する不審死。被告人の女性は証言台で突然口を閉ざした。
 警察小説と法廷小説が融合した傑作。絞殺死体で発見されたひとり暮らしの初老男性。
 捜査線上に家事代行業の女性が浮上した。
 彼女の周辺では他にも複数の男性の不審死が報じられ、ワイドショーは「またも婚活殺人か?」と騒ぐ。公判で無実を訴える彼女は、しかし証言台で突如、黙秘に転じた。彼女は何を守ろうとしたのか。警察小説の雄が挑む新機軸の長編ミステリー。





category: ミステリー(単行本)

thread: 読書メモ

janre: 本・雑誌

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【書籍】「人間」 又吉 直樹 (著)  

830


出版社: 毎日新聞出版 (2019/10/10)



 よく知られているお笑いタレント、お笑いコンビ「ピース」のボケ役である。その一方、2015年に書いた小説「火花」で芥川賞を受賞したことでその文学的才能にも注目を浴びるようになった。その後、テレビ番組でも文学的な対象として出演することが多くなり、太宰治のファンであることからその種の関連番組に出演している筆者を見ることも度々あった。
  2年後に受賞後の1作目である「劇場」を出版。そして今回の「人間」。この「人間」は、毎日新聞朝刊に2018年9月から連載された小説を2019年10月に単行本として出版されたもので、著者にとっては初の連載、そして初の長編小説である。

  芥川賞受賞作の「火花」は、月刊誌「文藝春秋」で読み、若者の不安定な気持ちをよく表している小説として確かに手応えの得られる作品だと感じた。しかし、2作目の「劇場」は私自身は読んでいない。何故読まなかったのだろう。やはり年齢的なギャップだろうか。

 そして今回の長編小説、それも新聞連載小説である。著者自身が自身初の長編で、代表作になるとインタビューで語っているのを聞き、読んでみようと思ったもの。
 インタビュー記事によると、以前の2作品は自身の経験を踏まえているとはいえ、過去の若い時期を描いていたが、今回の「人間」は自身の同時代を描いたと話していた。38歳の自信を描いた作品とのことである。

 内容的には3部に分かれており、第1部から第2部までは38歳の主人公が現代に至るまでを描き、第3部で過去を振り返りながら現代の自分自身のことを確かめる構成となっている。このような解説を書いたのでは表面的過ぎて作品を台なしにしてしまう感もあるが、私は読んでみて著者の深い思いを感じることはできなかった。
 確かに人間は10年経てば随分と変わっていくだろう。特に30代までの人生は環境も含めて変化が多い時期であろう。そのような時期に生きる主人公を描いた作品ではあるが、もっと凝縮して短編として書かれてもその深みは伝わるように感じた。
 もちろん自分でそのような作品を書けるわけではないので、著者の才能は感じるものの、60代を生きる私にとってちょっと読むには無理のある作品だったな。

(2019.12.17)

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 おすすめ度 ★★★☆☆  
 読みやすさ ★★★★☆
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☆ 購入日 2019年10月26日(土)
☆ 価格  1,540円
☆ 読了日 2019年11月04日(月)



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